音声で使える便利なソフト |
簡単便利なデータファイルのバックアップソフト「ばっくんちょ」 |
その1.簡単バックアップその2.詳細設定バックアップその3.一括バックアップデータのバックアップの重要性はわかっていても、なかなか実行できないものです。 その理由は、とにかく面倒くさいということです。ここでは、その面倒な作業を簡単に実行できるソフト「ばっくんちょ」を紹介いたします。 「ばっくんちょ」の特長
■「ばっくんちょ」の詳細と入手先動作OS:Windows Vista/XP/Me/2000/98ソフトの種類:フリーソフト 作者:加藤 文隆 様 紹介ページ:↓ ばっくんちょの詳細情報 : Vector ソフトを探す! ダウンロードページ:↓ ばっくんちょのダウンロードページへ ※ダウンロードの際、「実行」を選択すると、インストーラが起動します。 音声の乗りがいいので、よく読んで(聞いて)操作して下さい。 ※インストールすると、「スタートメニュー」の中にショートカットが作成されますが、 すぐに呼び出せる場所に、新たにショートカットを作成しておくことをおすすめします。 #注意: なお、フリーソフトの使用に際しては、 はじめに お断り をお読み下さい。 ■準備と注意点=ソフトを使う前に
■実際のバックアップの操作「ばっくんちょ」には、その使い方に合わせて、三とおりのバックアップの方法があります。1.簡単バックアップ 2.詳細設定バックアップ 3.一括バックアップ 以下に、その3種類のバックアップの操作について説明いたします。 その1.簡単バックアップ1.「 スタートメニュー」やショートカットから、プログラムを起動します。「バックアップ元 :の コンボボックスのエディット 文字入力 または選択 S」 と音声がします。 ここは、バックアップ元のフォルダを指定するボックスですが、ここでは何もせず、 TabKeyで次の項目に進みます。 2.「.のプッシュボタン」という所で、SpaceKeyを押します。 ※「参照」のボタンなのですが、なんのボタンかは読みません。 フォルダを選択するダイアログボックスが開きます。 最初は、フォーカスが「OK」のボタンにあるため、 「OKの プッシュボタン 確認」と音声がします。 そこからTabKeyを押していって、 「フォルダの参照の ツリービュー フォルダ選択 マイコンピュータ プラス」 という所まで移動します。 ここは、ツリービューなので、上下矢印Keyと左右矢印Keyを使って操作して、 バックアップ元のフォルダを指定します。 ※ここでは「マイドキュメント」にカーソルを合わせます。 3.そこから、TabKeyで、「OK」のボタンに移動して、SpaceKeyを押します。 すると、元の画面に戻ります。 4.そこからTabKeyを押すと、 「バックアップ先 :の コンボボックスのエディット 文字入力 または選択 S」 と音声がします。 ここでは何もせず、TabKeyを押して次に進みます。 5.「.のプッシュボタン」という所で、SpaceKeyを押します。 ※ここも「参照」のボタンなのですが、なんのボタンかは読みません。 6.フォルダを選択するダイアログボックスが開きます。 最初は、フォーカスが「OK」のボタンにあるため、 「OKの プッシュボタン 確認」と音声がします。 そこからTabKeyを押していって、 「フォルダの参照の ツリービュー フォルダ選択 マイコンピュータ プラス 」 という所まで移動します。 7.ここは、ツリービューなので、上下矢印Keyと左右矢印Keyを使って操作して、 事前に作成しておいたバックアップ先のフォルダを指定します。 そこからTabKeyで、「OK」のボタンに移動して、SpaceKeyを押します。 8.すると、元の画面に戻ります。TabKeyを押して、次に進みます。 9.「ファイル圧縮 :の コンボボックス 選択 C 圧縮しない」 「 の プッシュボタン 確認」 「 の プッシュボタン 確認」 という三つの項目が並んでいますが、ここではとりあえず無視して、次に進みます。 10.バックアップ開始の プッシュボタン 確認 E」 という所で、SpaceKeyを押します。 すると、バックアップが始まります。 バックアップの進捗状況は、CtrlKey+AltKey+Z のウィンドウ全文読み、または、 CtrlKey+AltKey+上下矢印Keyの仮想カーソル読みのコマンドを押すことによって 読み上げさせることが出来ます。 また、CtrlKey+AltKey+数字の1 を押すと、現在どのフォルダをバックアップしているのかを読み上げます。 11.バックアップが終了すると、次のような音声がします。 「ばっくんちょの警告メッセージ 無題 への変更を保存しますか? エンターは はい Nワ いいえ エスケープワ キャンセル」 ここでは、EnterKeyを押して保存するようにして下さい。 12.EnterKeyを押すと、 「ファイル名:の コンボボックスのエディット 文字入力 または選択 N」 と音声がして、Windowsの「名前を付けて保存」のダイアログボックスが開きます。 わかりやすい名前を入力してから、TabKeyを押して、項目を移動していきます。 「保存する場所:の コンボボックス」が、「I Backncho」となっていることを確認してから、ShiftKey+TabKeyを押し、「保存」のボタンまで戻って、EnterKeyを押します。 これで、「簡単バックアップ」の作業は完了です。 ■次回からのバックアップの操作1.次回 同じパターンでバックアップを実行する時は、「ばっくんちょ」を起動してから、AltKeyを押してメニューを開きます。2.メニューの中に、先ほど保存したバックアップのパターンのファイルが表示されていますので、上下矢印Keyでその項目を選んで、EnterKeyを押します。 3.すると、メイン画面に、保存した設定が読み込まれます。 メイン画面の「バックアップ開始」のボタンを押すか、もう一度AltKeyを押してメニューを開き、「バックアップ開始」を選んでEnterKeyを押します。 #注意最初にバックアップを実行すると、かなり時間がかかります。これはバックアップするフォルダの中のファイルを全てコピーするためです。次のバックアップからは、変更のあったファイルだけをコピーするため、時間は大幅に短縮されます。 2回目以降のバックアップから、作業の途中で「上書き」や「コピーエラー」などの確認を求めるメッセージが表示されることがあります。 このメッセージは音声化されますので、指示にしたがって操作してください。 ※この時、フォーカスが「ばっくんちょ」のウィンドウから外れて、デスクトップなどに移動してしまう時があります。 その時は、AltKey+TabKeyを押して、フォーカスを「ばっくんちょ」のウィンドウに戻してから操作して下さい。 その2.詳細設定バックアップこの「ばっくんちょ」は、自分でバックアップのパターンを細かく設定することも出来ます。「ばっくんちょ」を起動すると、メイン画面がそのまま設定のタブシートになっています。 いろいろな設定をする場合は、ShiftKey+TabKeyを押して、「タブコントロール」に移動して、そこから左右矢印Keyで、それぞれのタブシートに移動して行います。 ここでは、それぞれのタブシートの中の項目について説明いたします。 ■各種設定
■フィルタ
■履歴「履歴」というのは、「世代バックアップ」とも呼ばれています。これは、現時点での最新のバックアップファイルと、それまでのバックアップファイルを別々に残して保存しておくバックアップの方法です。 この方法で保存しておくと、間違ってデータを書き換えてしまったりした場合に、以前に保存したファイルを復元することによって、簡単に元の正しいデータに戻すことが出来ます。 ただし、バックアップのデータが積み重なっていきますので、ある程度の容量のメディア、たとえば外付けハードディスクドライブなどが必要になります。 ※通常のバックアップは「差分バックアップ」と呼ばれ、直前のバックアップデータを、その後 更新された内容に書き換えていきます。 この方法だと、書き換えられる前のデータは失われます。
その3.一括バックアップ上記のように、バックアップするフォルダやデータの種類によって、さまざまにパターンを設定したものを、まとめて一括してバックアップの作業を行うことが出来ます。また、一括してバックアップした後に、自動的にパソコンの電源を切るように設定することも出来ます。 ■一括バックアップするパターンを指定する1.「スタートメニュー」の中の、「ばっくんちょ」のサブメニューを開き、「ばっくんぱっく」 を選んで、EnterKeyを押します。 または「ばっくんちょ」の「ツール」メニューの中から、「ばっくんぱっくを呼び出す」を実行します。 2.「バックアップ設定ファイルの一覧の リストビュー 選択 L」 と音声がして、「ばっくんぱっく」が起動します。 起動したら、TabKeyで項目を移動しながら、各項目の設定を行ないます。 3.まず、一括でバックアップ作業を実行したいパターンを指定します。 「一覧に追加の プッシュボタン 確認 A」 に移動してSpaceKeyを押します。 「ファイルを開く」ダイアログボックスが開きますので、保存されているバックアップのパターンのファイルを選択して、「開く」のボタンを押します。 4.するとリストビューに、設定パターンを保存したファイルが追加されます。 ※このファイルは、初期設定では、 C:\Program Files\Backncho のフォルダの中に保存されています。 5.この作業を繰り返して、一括してバックアップしたいパターンのファイルをリストに加えていきます。 ■「ばっくんパック」(一括バックアップ)のウィンドウの説明「ばっくんパック」の、そのほかの部分について説明いたします。
■一括バックアップの設定を保存する一括バックアップを実行する前に、ここまで設定したパターンや設定を保存しておきます。1.AltKeyを押してメニューを開きます。 2.下矢印Keyで、 「名前を付けて保存 作業中のバックアップ 梱包ファイルを新しい名前で保存」 を選んでEnterKeyを押します。 3.ファイルを保存するダイアログボックスが開きますので、わかりsい名前をつけて保存します。 ■一括バックアップの操作このまま一括バックアップを実行する場合は、「バックアップ開始」のボタンを押します。次回から一括バックアップを実行する時は、 1.「ばっくんパック」を起動します。 2.AltKeyを押してメニューを開き、保存してある一括バックアップのファイル名を選んで、EnterKeyを押します。 3.もう一度 AltKeyを押してメニューを開き、上下矢印Keyで「バックアップ開始」を選んでEnterKeyを押します。 または、メイン画面で「バックアップ開始」のボタンを押します。 4.すると、 「このまま席を離れる場合は、確実にバックアップとシャットダウンを行うために、 『ばっくんちょ』以外のアプリケーションを終了することをお勧めします。 準備はよろしいですか(Y/N) 15秒後に自動的に開始します。はい(&Y) いいえ(&N) 」 というメッセージが現れます。 アルファベットの Y を押すか、そのまま15秒間待っていると、一括バックアップが始まります。 そして、バックアップ完了後にシャットダウンするように設定している場合は、そのままパソコンの電源が切れます。 ■フリーソフトを使う時の注意フリーソフトというのは、"無料&無保証"というのが原則になっています。つまり タダで使えるかわりに、そのソフトの使用によってトラブルが起きた時にも、何も保証が無い、ということです。 ここで紹介するソフトは、私が少なくとも数ヶ月 実際に使ってみて、大きな不具合の無いものに限っていますが、それでもユーザーのパソコン環境や使い方によっては、重大なトラブルを引き起こす可能性があります。 あまり好きな言葉ではありませんが、"自己責任"で使用する、ということになります。 その点をあらかじめご了承下さい。 ※製品版のソフトについては、程度の差はありますが、メーカーのサポートがあります。不具合や不明な点は、メーカーにお問い合わせ下さい。 |
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■最終更新日:2009年9月6日 © 2008 yanikun. |