はじめに
※2017年1月9日:Altメニューの操作について、一部追加しました。
CDBurnerXP(シーディー バーナー エックスピー)は、パソコンに保存されている音楽ファイルをCDに書き込んだり、CD / dvdのコピーを作ることの出来るフリーソフトです。
Altメニューもあり、リストビューなども PC-talkerの音声で読み上げるため、使いやすいソフトと言えますが、一部にキーボードではフォーカス出来ない所があります。
その部分についてもショートカットキーで捜査することが出来ますので、本文中で説明します。
dvdへの書き込みなど、いくつかの機能を備えているのですが、ここでは、パソコンに保存してある音楽/音声ファイルのCD−Rへの書き込みと、CDのコピーについてだけ説明します。
実践パソコン環境
Windows 7 Pro 64bit SP1 + PC-Talker7 2.12
Windows 10 Pro 64bit + PC-talker 10 1.09
※2016年9月 現在
ソフトの概要
ソフト名 | CDBurnerXP |
---|---|
動作OS | Windows 2000/XP/2003 Server/Vista/2008 Server/Win7/Win8/2012 Server/Win10 (x86 / x64) |
種別 | フリーソフト |
作者 | cdburnerxp.se 様 |
公式サイト | CDBurnerXP: Free CD and DVD burning software |
必要なランタイム | 特に無し |
ダウンロードとインストール
■ダウンロード
ダウンロードページ:CDBurnerXP: Downloads(別ウィンドウで開きます)
https://cdburnerxp.se/en/download
上記のダウンロードページにアクセスして、H (Hotel) キーを押して、「Downloads」の見出しまでジャンプします。その下にダウンロードファイルのリンクが表示されています。
インストーラは次のリンクですが、ここではポータブル版をおすすめします
Download latest version (4.5.7.6229)
※2016年9月現在のバージョンです。
インストーラ版は、インストールの途中で「ByteFence」という怪しげなソフトのインストールを求めてきます。
「ByteFence」のインストールの可否は、チェックボックスで切り替えるようになっているのですが、どうもキーボードでは捜査出来ないようで、PC-talkerの音声でも読み上げません。
そこで、インストーラを使わず、解凍するだけのポータブル版の導入をおすすめします。
ポータブル版のダウンロード
次の 32bit / 64bit のポータブル版のファイルを、お使いのWindowsのビット数に合わせてダウンロードします。
Portable version 32 bit (x64 compatible) WindowsXP/2003 Server/Vista/7/8/10
64 bit Windows Vista / 7 / 8 / 10 x64
※32bitのリンク名が「(x64」となっていますが、記述の間違いではないかと思います。
64bit版の圧縮ファイルは、「CDBurnerXP-x64-(バージョンの数字).zip」というふうに、「x64」という文字が入っています。
一方、32bit版の圧縮ファイルは、「CDBurnerXP-(バージョンの数字).zip」となっています。
※上記のポータブル版の文字が表示されていない場合は、
More download options ≫
のリンクで Enterキーを押します。すると、ポータブル版の文字(リンク)が表示されます。
解凍(展開)
Vista 以降の Windows では、標準の機能で zip形式 lzh形式の二種類の圧縮ファイルの解凍(展開)を行う事が出来ます。
@Explorerで「CDBurnerXP-(バージョンの数字).zip」にカーソルを合わせます。
※64bit版のファイル名は「CDBurnerXP-x64-(バージョンの数字).zip」。
AApplicationキーを押してコンテキストメニューを開きます。
B上下矢印キーで「すべて展開」を選んで Enterキーを押します。
「展開」のウィンドウが表示されます。
C「ファイルを下のフォルダーに展開する(F):」とガイドされます。
続けて展開先のフォルダ名が表示されたエディットボックスの内容が読み上げられます。
ここは、現在のフォルダ名が表示されています。
※展開先のフォルダを変更したい場合は、Tabキーで「参照」のボタンを押し、表示されるダイアログで展開先のフォルダを指定してください。
Dそのまま現在のフォルダに展開する場合は、Tabキーで「展開」のボタンに移動して Spaceキーを押します。
※「完了時に展開されたファイルを表示する」のチェックボックスは、最初にチェックがついています。このままでいいと思いますが、ファイルの表示が不要な場合は、チェックを外してください。
E圧縮ファイルが展開され、新しいExplorerのウィンドウが開き、展開されたファイルの一覧が表示されます。
F必要に応じて、解凍(展開)した「CDBurnerXP」のフォルダを適当な場所に移動します。
参考:Windows 10 のExplorerで「展開」タブから展開する
Windows 10 のExplorerでは、コンテキストメニューの他、リボンの「展開」タブからも展開することが出来ます。参考までに、その手順を書いておきます。
@Explorerで「CDBurnerXP-(バージョンの数字).zip」にカーソルを合わせます。
Explorerのリボンの中に、「展開」タブが現れます。
AAltキーを押してリボンにフォーカスを移動します。
B左右矢印キーで「展開 のタブコントロール」に移動します。
Cそこから Tabキーで「全て展開」のボタンに移動して Spaceキーを押します。
「展開」のウィンドウが表示されます。
D「展開」のウィンドウの操作については、先ほどの説明と同じです。
ショートカットの作成と起動
解凍(展開)の作業が終ったら、ショートカットを作成して、そのショートカットから「CDBurnerXP」を起動します。
ポータブル版の場合はインストール版と違い、手作業で実行ファイルのショートカットを作成する必要があります。
Windows 7 と Windows 10 とでは、手順が違いますので、それぞれの手順を紹介します。
※Windows 8.1 は、Windows 10 とたぶん 同じだろうと思いますが、手元に Windows 8.1 が無いのでわかりません。
Windows 7
@解凍した「CDBurnerXP」のフォルダを開きます。
A「cdbxpp.exe」にカーソルを合わせます。
※似たような名前のファイルが多いので、選択に注意してください。
BAltキーでメニューを開き、上下矢印キーで「スタートメニューに表示する」を選んで Enterキーを押します。
これで、スタートメニューの一覧に表示されるようになります。
C起動する時は、Windowsキーでスタートメニューを開き、「プログラムとファイルの検索」とガイドされたら、「CD」と入力してください。
そこから下矢印キーを押していき、「CDBurnerXP」という項目を探します。
見つかったら Enterキーを押します。
Windows 10 - マイスタートメニューにピン留め
Windows 10 では、手順が少し面倒ですが、マイスタートメニューにピン留めして、そこから起動するように設定を行ないます。
@解凍した「CDBurnerXP」のフォルダを開きます。
A「cdbxpp.exe」にカーソルを合わせます。
※似たような名前のファイルが多いので、選択に注意してください。
BApplicationキーを押して、コンテキストメニューを開きます。
C上下矢印キーで「ショートカットの作成」を選んで Enterキーを押します。
「cdbxpp.exe - ショートカット」というショートカットファイルが作成されます。
Dこのショートカットを、Ctrlキー+X で切り取っておきます(コピーでも可)。
EWindowsキーを押して「マイスタートメニュー」を開きます。
FEscapeキーで「マイスタートメニュー」を閉じます。
「マイスタートボタン」とガイドされます。
GApplicationキーを押して、コンテキストメニューを開きます。
H下矢印キーで、「スタートメニューフォルダを開く」または「スタートメニューフォルダ - All Usersを開く」のどちらかを選んで Enterキーを押します。
IExplorerが起動して「スタートメニュー」フォルダが開きます。
※「スタートメニューフォルダを開く」は、現在パソコンを使っているユーザーのみのスタートメニュー、「スタートメニューフォルダ - All Usersを開く」は、パソコンにアカウントを登録している、つまりパソコンを使っている全てのユーザー共通のスタートメニューを表しています。
JCtrlキー+V を押して、先ほどのショートカットを貼り付けます。
KExplorerを閉じます。
LWindowsキーを押して、マイスタートメニューを開きます。
M上下矢印キーで「すべてのプログラム」を選んで、右矢印キーを押します。
「すべてのプログラム」の一覧がタテ一列に表示されます。
N上下矢印キーで「cdbxpp.exe - ショートカット」にカーソルを合わせます。
OApplicationキーを押して、コンテキストメニューを開きます。
P下矢印キーで「マイスタートメニューにピン留め」を選んで Enterキーを押します。
これで、マイスタートメニューの一覧に「cdbxpp.exe - ショートカット」という項目が追加されます。
QWindowsキーでマイスタートメニューを開き、C Charlie のキーを押すと、「CDBurnerXP」のショートカットにジャンプします。ただし、他にも先頭に C のつくショートカットがある時は、ジャンプした所から下矢印キーで「CDBurnerXP」を探してください。
そこで Enterキーを押して起動します。
操作の仕方
初回起動
最初に「CDBurnerXP」を起動すると、言語を選択するダイアログボックスが表示されます。 Tabキーを押して移動していき、「Select Language 日本語 (日本)」となっていることを確認して、「OK」のボタンを押します。 すると、次に説明するスタートパネルが表示されます。
スタートパネル
CDBurnerXPを起動すると、ディスクのコピーや書き込みなど、どんな処理がしたいのかを選択するウィンドウが表示されます。
このウィンドウを勝手に「スタートパネル」と呼ぶことにしました。
スタートパネルの構成は、次のようになっています。
@リストビュー
次の項目がタテ一列に並んでいます。上下矢印キーで項目を選択するようになっていて、最後の項目から更に下矢印キーを押すと、元の最初の項目に戻ります。
実行したい項目を選んで Enterキーを押すと、スタートパネルが消えて、メイン画面が表示されます。
・データ ディスク
・Video DVD
・オーディオ ディスク
・ISO イメージの書き込み
・ディスクのコピー
・ディスクの消去
Aボタン
リストビューの下に次の二つのボタンがありますが、普段は使うことはありません。
・開く
・オプション
ここでは、「オーディオ ディスク」と「ディスクのコピー」の二項目について説明していきます。
メイン画面の画面構成
CDBurnerXPのメイン画面は、次の部品で構成されています。
・メニューバー … Altキーで開く普通のメニューです。
・FolderView1 … ツリービュー 画面の上部の左にあります。
・FileView1 … リストビュー 画面の上部の右側にあります。
・ツールバー(無音) 画面の中央にあります。
・オーディオ コンパイル - CDBurnerXP … リストビュー 画面の下部にあります。
書き込みリストです。
このうち、次の三つの部品は、Tabキーで移動して行く時に、なぜか二回連続して同じ部品名を読み上げます。
・FolderView1 … ツリービュー
・FileView1 … リストビュー
・オーディオ コンパイル - CDBurnerXP … リストビュー
ツールバー
画面の上部には「FolderView1」と「FileView1」があり、画面の下部には「オーディオ コンパイル - CDBurnerXP」があります。
上部の画面と下部の画面の間にツールバーが配置されていて、次のボタンとボックスがあります( 左から右へ順番に記載)。
※Altキー + というのは、ショートカットキーです。キーボードでは直接操作できないので、ショートカットキーで操作してください。
ショートカットキーを押すと、その処理が実行されます(*1)。
・書き込み(B) … ボタン … Altキー + B Bravo
・消去(A) … ボタン … Altキー + A Alpha
・クリア(C) … ボタン … Altキー + C Charlie
・追加(D) … ボタン … Altキー + D Delta
・削除(M) … ボタン … Altキー + M Mike
・コピーの数(N) … スピンボタン … Altキー + N November
*1:「コピーの数」の項目だけは、ショートカットキーを押してフォーカスを移動してから、上下矢印キーで数を増減するようになっています。
ツールバーから移動できなくなったら
このツールバーの部分からTabキーで抜けられなくなった時は、Ctrlキー + Tabキーを押してみてください。
または、AltキーやWindowsキー、Altキー + Tabキーを押しても抜けられることがあります。
どうしても抜けられない時は、いったん終了して、最初の起動からやり直してください。
Altメニューの操作
2017年1月9日
Altメニューの操作について、以下の内容を追加しました。
編集(E) > ファイルの追加(D) Ctrl+J
このメニューを実行すると、ウィンドウ内のどの部分にフォーカスが合っているかによって、次の二つに分かれます。
@FileView1のリストビューにフォーカスが合っていて、ファイルが選択されている時は、オーディオ コンパイル - CDBurnerXP(書き込みリスト)に、選択中のファイルが追加されます。
AFileView1のリストビューにフォーカスが合っていない時は、ファイルを開くダイアログボックスが表示されます。
追加したいファイルを選択して「開く」ボタンを押すと、選択したファイルが、オーディオ コンパイル - CDBurnerXP(書き込みリスト)に追加されます。
編集(E) > フォルダの追加(O) Ctrl+K
「フォルダの参照」のダイアログボックスが表示されます。
追加したいファイルの入っているフォルダを選択して「OK」ボタンを押すと、そのフォルダの中の音楽ファイルが全て オーディオ コンパイル - CDBurnerXP(書き込みリスト)に追加されます。
ディスク(I) > ディスクの書き込み N Ctrl+B
ディスクの書き込みが開始されます。
オーディオ ディスク(の作成)
パソコンに保存されている音楽/音声ファイルを、CD−Rに書き込む手順は、以下のとおりです。
※ツリービューの操作がよくわからないという方は、次のページの説明をお読みください。
ツリービューの仕組みと操作 (別ウィンドウで開きます)
http://talk-pc.sakura.ne.jp/treeview.html
@ブランク(未使用)のCD−Rを、光学ドライブに挿入します。
「自動再生」のダイアログが表示されたら、Escapeキーで閉じておきます。
ACDBurnerXPを起動します。
スタートパネルが表示されます。
B上下矢印キーで「オーディオ ディスク」を選んで Enterキーを押します。
メイン画面が表示されます。
最初は「FolderView1」のツリービューにフォーカスが合っています。
Cツリービューを操作して、書き込みたい音楽/音声ファイルの入っているフォルダを選択します。
DTabキーを2回押して、「FileView1」のリストビューに移動します。
先ほどツリービューで選択したフォルダの中のファイルの一覧が、タテ一列に表示されています。
E書き込みたいファイルを選択状態にします。
以下の四通りの方法を使って選択してください。
◆ファイルを選択状態にする方法
A:ファイルを一つだけ選択する
上下矢印キーで、書き込みたいファイルにカーソルを合わせます。
B:リストに表示されているファイルを全て選択する
Ctrlキー + A を押します。
C:連続して表示されているファイルを複数選択する
上下矢印キーで、選択したい最初のファイルにカーソルを合わせます。
Shiftキーを押します。
Shiftキーを押したまま、上下矢印キーで、選択したい最後のファイルまで移動します。
移動したら、Shiftキーと上下矢印キーから指を離します。
※注=最初から最後まで Shiftキーは押したままにします。途中で Shiftキーから指を離して上下矢印キーを押すと、それまでの選択状態が全て解除されてしまいます。
D:リストで 離れて表示されているファイルを複数選択する
上下矢印キーで、選択したい最初のファイルにカーソルを合わせます。
Ctrlキーを押します。
Ctrlキーを押したまま、Spaceキーを2回続けて押します。
これで最初のファイルが選択状態になります。
Ctrlキーを押したままにして、上下矢印キーで次に選択したいファイルを探します。
見つかったら、Spaceキーを1回押します。
これで、そのファイルも選択状態になります。
この作業を、書き込みたいファイルの数だけ繰り返します。
選択が終ったら、Ctrlキーから指を離します。
※注=最初から最後まで Ctrlキーは押したままにします。途中で Ctrlキーから指を離して上下矢印キーを押すと、それまでの選択状態が全て解除されてしまいます。
Fファイルの選択が終ったら、Altキー + D Delta を押します。
これは、ファイルを書き込みリストに追加するショートカットキーです。
GTabキーを2回押して、「オーディオ コンパイル」のリストビューに移動します。
H上下矢印キーを動かして、書き込みたいファイルが追加されているかどうかを確認してください。
※他に書き込みたいファイルがある時は、Tabキーを2回押して「FolderView1」のツリービューに移動します。
そして、フォルダを選択してからファイルを選択する、という手順を繰り返します。
I書き込むファイルが揃ったら、Applicationキーを押して、コンテキストメニューを開きます。
J上矢印Keyを押して「すべて選択」を選んで Enterキーを押します。
または、Ctrlキー + A を押します。
※コンテキストメニューの「上へ移動」「下へ移動」を実行すると、書き込む曲順を変更することも出来ます。
「Randomize tracks」というのは、曲順をランダムに並び替えて書き込むという意味ではないかと思います(…たぶん)。
※コンテキストメニューで「トラックの再生」を実行すると、内蔵のプレイヤーが表示されて、ファイルが再生されますが、うまく停止出来なかったり面倒なことになるので、これは使わない方がおすすめです。
KAltキー + B Bravo を押します。
これは、書き込みのショートカットキーです。
L「書き込みオプション」のウィンドウが表示されます。
Tabキーで各項目を移動しながら、設定していきます。
・オーディオ CD の作成 24x (4,234 KB/s)
CD−Rへの書き込み速度を変更する項目ですが、特に変更の必要はないと思います。
・コピーの数(N): 1 … スピンボタン
上下矢印キーで必要なCD−Rの数を選択します。
・Enable CD-&Text … チェックボックス
楽曲のアーティスト名やタイトルを表示できるCD-Text対応のCDプレイヤー向けに、そうした情報を付加するかどうかを選択します。
・トラック間に 2 秒のポーズを入れる(S) … チェックボックス
曲と曲の間に無音部分を入れるかどうかを選択します。
・ポーズの長さ(E): 2 … スピンボタン
上下矢印キーで無音部分の長さを選択します。
・書き込みプロセスのシミュレート … チェックボックス
ここはよくわかりません。
・ディスクのファイナライズ … チェックボックス
ファイナライズというのは、最終処理のことです。ファイナライズを行なわないと、市販のCDプレイヤーやコンポなどで再生が出来ません。
必ずチェックをつけたままにしておいてください。
・終了後に PC をシャットダウンする … チェックボックス
書き込み処理が終った後に、パソコンをシャットダウンするかどうかを選択します。
・書き込み後、ディスクを取り出す … チェックボックス
書き込み処理が終った後に、光学ドライブのトレイを開いてCD−Rを排出するかどうかを選択します。
チェックをつけておくことをおすすめします。
M設定が終ったら、Tabキーで「ディスクの書き込み」のボタンに移動して Spaceキーを押します。
※処理を中止したい時は、「キャンセル」のボタンを押します。
N書き込み処理が始まります。
次のようなメッセージが表示されます。
「オーディオ トラックが処理されている間、少しお待ちください。
経過時間: 00:01:15 残り時間: 4 分 ステータス: ディスクに書き込んでいます」
Oしばらく待っていると、書き込みが終了し、次のようなメッセージボックスが表示されます。
「CDBurnerXPのメッセージ 書き込みプロセスが速度 24x (4,234 KB/s) で完了しました。」
Spaceキーを押して、このメッセージボックスを閉じます。
P元の「書き込みオプション」のウィンドウに戻りますので、Tabキーで「閉じる」ボタンに移動して Spaceキーを押します。
Q「CDBurnerXP」のメイン画面に戻りますので、Altキーでメニューを開き、上矢印キーで「終了」を選んで Enterキーを押します。
または、Altキー + F4キーで終了させます。
Rその時、次のようなメッセージボックスが表示されます。
「コンパイルの保存のメッセージ コンパイルは保存されていません。終了する前にコンパイルを保存しますか? エンターは はい Nは いいえ エスケープは キャンセル
「コンパイル」というのは、書き込みに使用したひと固まりのデータファイルと考えてください。今後同じデータファイルからCDに書き込む予定がある時は保存してください。
その予定が無い時は、Tabキーで「いいえ」のボタンに移動して Spaceキーを押します。
ディスクのコピー
「ディスクのコピー」とは、音楽CDなどからデータを読み込んで、そのデータをブランク(未使用)のCD−Rに書き込み、同じCDをもう一枚作成する処理を指します。
※書き込みのオプションで複数の枚数を設定すると、枚数分のコピーCDを作成することも出来ますが、ここでは一枚だけのコピーについて説明します。
@音楽CDなど、コピー元のCDを光学ドライブに挿入します。
「自動再生」のダイアログが表示されたら、Escapeキーで閉じます。
また、Windows Media Playerが起動して再生が始まったら、Altキー + F4キーを押して終了させておきます。
A「CDBurnerXP」を起動します。
スタートパネルが表示されます。
B上下矢印キーで「ディスクのコピー」を選んで Enterキーを押します。
「コピー オプション」のウィンドウが表示されます。
C「コピー オプション」のウィンドウには、さまざまな設定項目がありますが、次の二つのチェックボックスだけ確認し、チェックがついていなかったら、Spaceキーでチェックをつけてください。
・ディスクをファイナライズ(F) … チェックボックス
・書き込み後、ディスクを取り出す … チェックボックス
Dそして、この「コピー オプション」のウィンドウで大事なのは、
「ディスクをコピー デバイス(E)」
を選択した状態で、最後の「ディスクのコピー」のボタンを押さなければいけない点です。
Tabキーでウィンドウの中を移動していくと、
「ディスクをコピー ハードディスク(H)」
という項目があります。
「ディスクをコピー デバイス(E)」と「ディスクをコピー ハードディスク(H)」はラジオボタンで、どちらかを選択するようになっています。
普通、ラジオボタンは矢印キーで選択するようになっているのですが、このウィンドウでは、矢印キーでは選択出来ません。
Tabキーで「ディスクをコピー ハードディスク(H)」の所まで移動すると、自動的にこちらの項目が選択されてしまいます。
こちらを選択すると、全く違う処理になってしまいますので注意してください。
「ディスクをコピー ハードディスク(H)」まで移動してしまった場合は、Shiftキー + Tabキーで前の項目に戻っていってください。
すると、「ディスクをコピー デバイス(E)」が選択されます。
Eそして、そのまま Shiftキー + Tabキーで「ディスクのコピー」のボタンまで戻してから Spaceキーを押してください。
すると、コピー元のCDからのデータの読込が始まります。
※処理を中止する時は、「キャンセル」のボタンを押します。
Fしばらく待っていると、データの読込が終わり、光学ドライブのトレイが開き、コピー元のCDが排出されます。
同時に、次のようなダイアログボックスが表示されます。
「ディスクが必要のメッセージ 現在 必要 391.88 MB 残り 0 バイト 空のディスク 空のディスク 以下のディスクが必要です。挿入されると自動的にプロセスは開始されます。 Fは 更新 エンターは 取り出し エスケープは キャンセル」
Gブランク(未使用)のCD−Rを、光学ドライブに挿入します。
H少し間があってから、自動的にコピー先のCD−Rへの書き込みが始まります。
Iコピー先のCD−Rへの書き込みが終ると、その旨のメッセージが表示されます。
Spaceキーを押して、そのダイアログボックスを閉じます。
J元の「コピー オプション」のウィンドウに戻りますので、Tabキーで「閉じる」のボタンに移動して Spaceキーを押します。
※「スタートパネル」のウィンドウが残っていたら、Escapeキーで閉じてください。
■注意:ディスクのコピーの際の光学ドライブとの相性
パソコンや光学ドライブの機種によっては、書き込みが正常に行なわれない場合があります。
私のデスクトップパソコン(Windows 7 64bit)では、音楽CDからのデータの読込は出来たのですが、ブランク(未使用)のCD−Rへの書き込みが出来ませんでした。
その上、パソコンがフリーズしてしまい、強制終了せざるを得なくなってしまいました。
なお、Windows 10 64bit のノートパソコンでは、正常に書き込みまで行なうことが出来ました。
──このページの本文 終わり──────────