音声で使える便利なソフト
解凍レンジ 〜便利で簡単な圧縮ファイルの解凍ソフト

●このページの目次です。
はじめに
対応している圧縮形式
ソフトの概要 インストール
解凍レンジの使い方

■はじめに

プログラムやさまざまなファイルをインターネットからダウンロードする時に、拡張子が「.lzh」とか「.zip」になっているものを多く見かけると思います。
これらの拡張子のファイルは、「圧縮ファイル」と呼ばれていて、ファイルのサイズを小さくしてあるものです。 「.lzh」とか「.zip」というのは、そのサイズを小さくする方法の違いを表しています。
そして、それぞれの圧縮ファイルは、それに従ったプログラムによって圧縮を元に戻してやらないと、ファイルとして使うことが出来ません。
この、圧縮されたファイルを元に戻すことを「解凍」または「展開」と呼んでいます。そして、この「解凍」の作業を簡単に実行することの出来るのが、ここで紹介する「解凍レンジ」というソフトです。
本来は、それぞれの圧縮の形式に合った解凍プログラムを用意しなければならないのですが、この「解凍レンジ」を使えば、その手間はいりません。
また、解凍作業そのものも、とてもシンプルで、初心者でも迷わず操作することが出来ます。

■対応している圧縮形式

「解凍レンジ」が対応している圧縮形式は、以下のとおりです。
LHA(lzh) zip cab arj tar gzz bz2 tgz taz tbz 各種自己解凍書庫 およびMS-COMPRESS
このうち一般的なものは、LHA(lzh) と zipです。

■ソフトの概要

ソフト名:解凍レンジ
対応OS:WindowsXP/WinMe/Win2000/Win98/Win95/WinNT(*注1)
種別:フリーソフト
作者:白川 泰洋 様

*注1:Windows7 Professional 32bit /64bitでも、動作することを確認しています。

●入手先
解凍レンジの詳細情報:Vector ソフトを探す!
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se094501.html


●ダウンロードページ
解凍レンジのダウンロード:Vector ソフトを探す!
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se094501.html

■インストール

1.上記のダウンロードページからダウンロードした「range141.exe」にカーソルを合わせてEnterキーを押します。
※Windows7の場合は、「range141.exe」にカーソルを合わせてApplicationキー またはShiftキー+F10キーを押してコンテキストメニューを開き、「管理者として実行」を選択してEnterキーを押して下さい。

2.「セキュリティの警告」のダイアログボックスが現れますので、左矢印キー またはTabキーを押して「実行」のボタンに移動してEnterキーを押します。
※Windows7で「UAC(安全操作)」のダイアログボックスが現れる場合は、「はい」のボタンを押して勧めて下さい。

3.インストールのためのダイアログボックスが現れます。Tabキーで項目を移動しながら設定していきます。

@インストール先のフォルダ名:のエディット 文字入力 F C:\Program Files\EasyRange
 …ここは普通はこのままでOKです。
Aデスクトップにショートカット作成のチェックボックス
 …この項目は、どちらでも構いません。
B送るメニューにショートカットを作成のチェックボックス
 …ここは、Spaceキーでチェックを付けることをおすすめします。
Cすべての書庫ファイルに関連付けるのチェックボックス
 …ここもチェックを付けることをおすすめします。

4.上の設定が済んだら、「インストール実行」のボタンを押します。
「完了の情報メッセージ 解凍レンジのインストールが完了しました。エンターは OK 」 というメッセージが表示されますので、Enterキーを押します。これでインストール完了です。

※デスクトップに作成されるショートカットアイコンは、マイコンピュータなどからファイルをドラッグ&ドロップという マウスによる操作によって解凍するためのものなので、音声ユーザーには基本的に不要です。

■解凍レンジの使い方

インストールが完了すると、
 @送るメニュー
 Aコンテキストメニュー(右クリックメニュー)
 Aファイルメニュー
の三つに、「解凍レンジの項目が追加されます。
その中でも便利なのが、ファイルメニュー またはコンテキストメニューに追加される、以下の項目です。ここでの説明も、このメニューを使った操作について書いていきます。

 レンジで解凍
 ここに解凍
 デスクトップへ解凍
 ここにフォルダ付き解凍
  レンジで開く


1.解凍したい圧縮ファイルを、わかりやすい場所に保存します。

2.マイコンピュータ(コンピューター)を開きます(マイドキュメント・Explorerでも同じ)。

3.解凍したいファイルにカーソルを合わせて、Altキー またはApplicationキーを押してメニューを開きます。

4.ファイルメニュー またはコンテキストメニューの中から、上記の「解凍レンジ」のメニュー項目のうち ひとつを選んでEnterキーを押します。
これで解凍作業が始まるのですが、おすすめは「ここにフォルダ付き解凍」の項目です。
圧縮されたファイルの中には、複数のファイルがフォルダに納められていなくて、バラバラの状態になっているものがあります。
その場合、そのまま解凍すると、中のファイルがバラバラになってしまい、収拾がつかなくなってしまいます。
「ここにフォルダ付き解凍」の項目を実行すると、新たにフォルダを作成して、その中に解凍したファイルを収めてくれるので、そうした悲惨な事態を防ぐことが出来ます。
※「デスクトップに解凍」の項目も、デスクトップにフォルダを作成して、その中に解凍したファイルを収めてくれます。

5.解凍作業が終わると、解凍されたファイルのリストビューが、新しいウィンドウで表示されます。操作はこれだけです。
結果を確認したら、そのリストビューのウィンドウは、Altキー+F4キーで閉じます。
※新たに作成されたフォルダが、元々のフォルダと重複してしまった場合は、中のフォルダを切り取って外に出してから、カラになったフォルダを削除して下さい。

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■最終更新日:2011年2月4日 © 2008 yanikun.