初心者の 初心者による 初心者のための  音声パソコン小技集
これだけは知っておきたい PCtalkerのコマンド

このページの目次です。
はじめに
PCtalkerの設定
Ctrlキー+Altキー+F12
タスク一覧
Ctrlキー+Altキー+数字の2
ウインドウ全文読み
Ctrlキー+Altキー+Z
ウインドウの仮想カーソル操作
Ctrlキー+Altキー+矢印キー
再読み
Ctrlキー+Altキー+R
音声コピー
Ctrlキー+Altキー+S
クリップボード読み
Ctrlキー+Altキー+C
クリップボードの自動読みのオンオフ
Ctrlキー+Altキー+X
カーソル位置読み
Ctrlキー+Altキー+F9キー
(または F9キー単独)
カーソル文字の詳細読み
Ctrlキー+Altキー+M
英語読み(設定)
Ctrlキー+Altキー+E
句点とカッコの読み上げを切かえる
Ctrlキー+Altキー+U
時計読み
Ctrlキー+Altキー+数字の8
日付読み
Ctrlキー+Altキー+Y
ページのURLをコピー
Altキー+D(delta)⇒Ctrlキー+C
リンクの文字とURLをクリップボードにコピー
Ctrlキー+Altキー+M
 

■はじめに

「コマンド」とは、ショートカットキーのことです。高知システムでは、PC-Talkerのショートカットキーのことを「コマンド」と呼んでいます。
PC-Talkerのコマンドは、沢山用意されていて、全部を覚えることはとても出来ません。そこでここでは、中でも是非覚えておきたいものを選んで、簡単な説明を加えて紹介いたします。

■PCtalkerの設定
Ctrlキー+Altキー+F12

読み上げの設定など、PCtalkerの各種設定のメニューを開きます。AOKメニューからも開くことが出来ますが、こちらの方が速いです。

■タスク一覧
Ctrlキー+Altキー+数字の2

現在 起動しているすべてのソフト名(タスク)を読み上げます。
※パソコンの電源を切る時など、このコマンドを押して、起動しているアプリケーションがないかどうか確認することが出来ます。

■ウインドウ全文読み
Ctrlキー+Altキー+Z

ダイアログボックス内の(読み取り可能な)全ての文字情報を読み上げます。
Tabキーや矢印キーを押しても 読み上げないウィンドウでも、このコマンドを押すと、ウィンドウの中の文字情報を(ある程度)読み上げることが出来ます。
なお、これで読まないウィンドウは、Ctrlキー+Altキー+A を押してみて下さい。読み上げるものもあります(たとえば、Internet Explorerのバージョン情報)。

■ウインドウの仮想カーソル操作
Ctrlキー+Altキー+矢印キー

ダイアログボックス内の文字情報を、仮想カーソルで音声ガイドします。
仮想カーソルというのは、実際のカーソル(フォーカス)を移動させるのではなく、あたかもカーソルを移動させながら読んでいるようにするものです(Internet Explorerの1行読みもこれによって読んでいます)。
上記の「全文読み」は、上から下へ一気に読みますが、このコマンドを使うと、1行ずつ、またはひと文字ごとに読み上げることが出来ます。

 Ctrlキー+Altキー+上下矢印キー…1行ずつ読み上げ
 Ctrlキー+Altキー+左右矢印キー…ひと文字ずつ読み上げ

■再読み
Ctrlキー+Altキー+R

直前の音声ガイド(読み上げ)を、もう一度繰り返して発声します。
よく聞えなかった、もう一度よく聞き直したい、というような場合にこのコマンドを使います。

■音声コピー
Ctrlキー+Altキー+S

直前の音声(読み上げ内容)を、クリップボードにコピーします。
長い読み上げや、エラーメッセージなどを、このコマンドを使ってクリップボードにコピーしておき、その後MyEditなどを開いて貼り付けて保存することも出来ます。
また、エラーメッセージをコピーして、メール本文に貼り付けて、トラブルの状態を相手に報せて、サポートを受ける時の参考にすることも出来ます。
※Internet Explorerでは、目的のページを開いてから、このコマンドを押すと、表示されているページの全ての文字情法をクリップボードにコピーすることが出来ます。
NetReaderでは、エディタと同じように、必要な部分だけを範囲選択してコピーすることが出来ますので、このコマンドは必要ありません。
NetReaderでページの全ての文字をコピーするには、Ctrlキー+Aで全て選択してから、Ctrlキー+Cを押します。

■クリップボード読み
Ctrlキー+Altキー+C

コピーや切り取りによって、クリップボードに保管されたデータ(文字情報のみ)を読み上げます。
「PCtalkerの設定」→「画面の読み方」(または「音声ガイドの設定」)で、自動的に読み上げるように設定することも出来ますが、この設定にすると、コピーや切り取りをする度に、その内容を読み上げるので、はっきり言ってうるさいです。
ですから、自動的に読み上げる設定はオフにしておいて、必要な時だけ読み上げることをおすすめします。

■クリップボードの自動読みのオンオフ
Ctrlキー+Altキー+X

自動的にクリップボードを読み上げるかどうかを切り替えます。 1回押すごとに、自動読み上げする→自動読み上げしない…と切り替わります。

■カーソル位置読み
Ctrlキー+Altキー+F9キー(または F9キー単独)

カーソル位置を、行…桁の順にガイドします。
MyEditやMyMailで文章を書いている時に、今 どのくらいの所にカーソルがあるか、確認したい時に使います。

■カーソル文字の詳細読み
Ctrlキー+Altキー+M

カーソル位置の文字の情報を詳しく読みます。
ひらがな/カタカナ、大文字/小文字、半角/全角などは、音程の違いで聞き分けるようになっていますが、よくわからない場合もあります。 また、アルファベットの D と G など、まぎらわしいものもあります。
そんな時に、確認したい文字にカーソルを合わせて、このコマンドを押すと、その文字の情報を詳しく読み上げてくれます。
MyEditやMyMailの他に、いろいろな入力ダイアログボックスやInternet Explorer・MS-Excelの入力ウィンドウ(F2キーで開きます)などでも使えます。
※なおこれは、通常の読み上げの設定にかかわらず、詳細な情報を読み上げるようになっています。

■英語読み(設定)
Ctrlキー+Altキー+E

英語読み(単語読み/スペル読み)を設定します。
時々、意識せずにこのコマンドを押してしまい、アルファベットをひと文字ずつ読み上げてしまう場合があります。そんな時は、このコマンドを押して直します。
例=MyFile → M y F i l e

■句点とカッコの読み上げを切かえる
Ctrlキー+Altキー+U

1回押すごとに、次のように切り替わっていきます。
句点を読む カッコを読まない
句点を読まない カッコを読む
句点を読む カッコを読む
句点を読まない カッコを読まない
(元に戻って)句点を読む カッコを読まない

例えば メールをまとめて何通も連続して読む時などは、いちいち句点やカッコを読み上げるとわずらわしく感じます。そんな時には、このコマンドを使って「句点を読まない カッコを読まない」に設定して読んで下さい。
そして、自分でメールを書く時には「句点を読む カッコを読む」に設定し直して、確認しながら書くようにして下さい。

■時計読み
Ctrlキー+Altキー+数字の8

現在の時刻を読み上げます。

■日付読み
Ctrlキー+Altキー+Y

現在の日付を読み上げます。

■ページのURLをコピー
Altキー+D(delta)⇒Ctrlキー+C

Internet Explorerで、Altキー+Dを押すと、アドレスバーの内容を読み上げます。
そこでCtrlキー+Cを押すと、そのページのURLをクリップボードにコピーすることが出来ます。
※NetReaderの場合は、コンテキストメニュー(拡張メニュー)から行ないます。

■リンクの文字とURLをクリップボードにコピー
Ctrlキー+Altキー+M

Internet Explorerで、開いているページのリンクの部分にカーソルを合わせてこのコマンドを押します。
すると、リンクの部分の文字とURLがクリップボードにコピーされます。この時、Ctrlキー+Cは押す必要はありません。
※NetReaderの場合は、コンテキストメニュー(拡張メニュー)から行ないます。

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■最終更新日:2011年1月27日  © 2008 yanikun.