はじめに
このページでは、簡単な操作で Windows 10/8.1 の Explorer のリボンとメニューバーを切り替えることが出来るソフト「Ribbon Disabler」を紹介いたします。
※なお、このソフトの情報は、 視覚障害者のWindows活用ML のN 様の投稿で知りました。ありがとうございます。
最初に Officeに、続いて Explorerにもリボンが導入され、けっこう時間がたちましたが、私はいまだに慣れることが出来ずにいます。
やはりリボンは、画面を目視してマウスで操作する晴眼者向けのUI(ユーザーインターフェイス)だと感じます。
キーボードだと、Altキーを押して左右矢印キーでタブを移動し、そこから更にTabキーを押して行ってからSpaceキーを押して、次に上下矢印キーで選択してEnterキー……というような複雑な操作が必要になります。
その点 メニューバーは、上下左右の矢印キーで選択して Enterキーで実行、というシンプルな操作性になります。
「慣れ」ということもありますが、やはりメニューバーの方が使いやすいと私は思います。
実践パソコン環境
Windows 10 Home 64bit Version 1903
PC-Talker 10 Version 1.33
※2019年11月現在
ソフトの概要
ソフト名 | Ribbon Disabler |
---|---|
動作OS | Windows 10/8/8.1 |
種別 | フリーソフト |
作者 | Happy Bulldozer 様 |
公式サイト |
Ribbon Disabler for Windows 10 and Windows 8 http://winaero.com/comment.php?comment.news.20 |
必要なランタイム | 特に無し |
ダウンロードとインストール
ダウンロード
下記のサイトにアクセスします。
そのページの、
Download Ribbon Disabler for Windows 10 and Windows 8
のリンクから、「RibbonDisabler.zip」のファイルをダウンロードし、任意の場所に保存します。
または、「窓の杜」のサイトからもダウンロードすることが出来ます。
窓の杜から ダウンロード
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ribbondisabl/download_11693.html
インストール
ウィザードなどによるインストール作業は必要なく、解凍(展開)するだけです。
ダウンロードした「RibbonDisabler.zip」を解凍(展開)します。
すると、以下の3個のファイルが得られます。
RibbonDisabler.exe … 実行ファイル(プログラム本体)
Winaero EULA.txt … 説明&注意書き
Winaero.url … 作者のホームページを開くためのファイル
このうち実際に使用するファイルは、「RibbonDisabler.exe」 … 実行ファイル(プログラム本体) だけです。
リボンとメニューバーの切り替えの手順
準備
頭の中やメモ用紙などに、Windowsのパスワードを用意しておきます。
Explorerの表示の変更を適用するために、Windowsのログオフと再ログオンが必要になります。その際、Windowsのパスワードの入力が必要なためです。
リボンからメニューバーに変更する
@「Ribbon Disabler」のフォルダ内の「Ribbon Disabler.exe」を実行します。
キーボードでは Enterキー押下、マウスではダブルクリックです。
AUAC(安全操作)の画面が出たら、Alt+Y を押して、続行の許可を与えます。
または、左矢印キーを押した後 Enterキーを押します。
B以下のメッセージが表示されます。
Ribbon Disabler 4.0.0.0のメッセージ
エンターは Disable Ribbon Explorer
「Disable」という言葉は、この場合は、機能を無効にするという意味になります。
つまり、Explorer のリボンの機能を無効にするかどうか、という問い合わせです。
ここで Enterキーを押すと、リボンが無効になり、メニューバーに変更されます。
※途中で処理をキャンセルする場合は、Altキー + F4キーを押します。 メッセージのウィンドウが閉じて、プログラムが終了します。
C以下のメッセージが表示されます。
You have to log off to see the changes. Log off now? エンターは はい Nは いいえ
この変更を適用するために、Windowsのログオフ → 再ログオンが必要になるため、すぐにログオフするかどうかの問い合わせです。
Enterキーを押してログオフします。
DWindowsからログオフされ、すぐにログオンの画面になります。
パスワードの入力を求められますので、パスワードを入力してから Enterキーを押します。
Eログオンが成功すると、Explorerの表示が変更されていますので、確認してみてください。
メニューバーから元のリボンに戻す
@「Ribbon Disabler.exe」を実行します。
AUAC(安全操作)の画面が出たら、Alt+Y を押して、続行の許可を与えます。
または、左矢印キーを押した後 Enterキーを押します。
B以下のメッセージが表示されます。
Ribbon Disabler 4.0.0.0のメッセージ
エンターは Enable Ribbon Explorer
「Enable」という言葉は、この場合は「機能を有効にする」という意味になります。
つまり、Explorer のリボンの機能を有効にするかどうか、という問い合わせです。
ここで Enterキーを押すと、リボンが有効になり、メニューバーからリボンに変更されます。
C以下のメッセージが表示されます。
Ribbon Disabler 4.0.0.0のメッセージ You have to log off to see the changes. Log off now? エンターは はい Nは いいえ
この変更を適用するために、Windowsのログオフ → 再ログオンが必要になるため、すぐにログオフするかどうかの問い合わせです。
Enterキーを押してログオフします。
DWindowsからログオフされ、すぐにログオンの画面になります。
パスワードの入力を求められますので、パスワードを入力してから Enterキーを押します。
Eログオンが成功すると、Explorerの表示が変更されていますので、確認してみてください。
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