はじめに
「コードブック」というのは、ギターのコードの押さえ方を説明したものです。
本やソフト・サイトなど、いろいろな形のものがありますが、いずれも画像で説明されているものばかりです。
そこで、テキスト版のコードブックを作ってみました。
文字だけでは寂しいので、「MUSE」というMidi作成ソフトを使って、コードの音も作ってみました。
お断り
コードの押さえ方には、それぞれの好みのようなものもあり、少しずつ違っています。
ただし、中には明らかに間違った記述もあるかもしれません。また、コードの音のファイルにしても同様です。
「ここは変じゃないか」という所がありましたら、作者までご連絡いただければ幸いです。
ソフトの概要
ソフト名 | ギターコードブック(テキスト版) |
---|---|
バージョン | 1.04 (2013年2月1日 更新) |
種別 | フリーソフト |
動作確認 |
Windows7 Pro 32bit SP1 + PC-Talker7 2.11 |
必要なランタイム | .NET Framework 2.0(以上) |
作者 | yanikun |
著作権者 | yanikun |
開発環境 | 日本語プログラミング言語「プロデル」 |
更新履歴
2013年2月1日 v103 → v104
1.ネットなどで入手したコードと歌詞のデータから、歌詞の部分(全角文字)を削除し、繰り返し現れる同じコードを整理して、曲のコードの一覧を抽出する機能を追加。
2.カポタストを使用した時に、元のコードを何のコードに置き換えればいいのか、調べる機能を追加。
3.曲のコードの一覧のデータを追加。
※曲のコードと歌詞を入手する方法については、次の項目を参照して下さい。
曲のコードの入手
2013年1月21日 v102→v103
1.曲の中で使われているコードの一覧を登録して、その一覧を表示する機能を追加。
2.表示しているコードのデータ(ダイヤグラム)を、クリップボードにコピーする機能を追加。
3.表示しているコードのデータ(ダイヤグラム)を、ファイルに保存する機能を追加。
4.ヘルプファイルをエディタで開く方法から、ヘルプウィンドウで表示する方法に変更。
2013年1月7日 v101 → v102
コードの種類に 6 シックス add9 アドナインス aug オーギュメント の三種類を追加。
2012年9月20日:v100 → v101
フォーカスが、押さえ方を表示するテキストエリアにある時に、ローポジションの音が、Ctrl+Lのショートカットキーでは再生できない不具合を修正。
⇒ ショートカットキーを、Ctrl+W に変更。
2012年9月15日 v100
初期バージョン v100 を公開。
インストールとアンインストール
●インストール
「guitar_chordbook_***.zip」を、任意の場所に解凍して下さい。*** はバージョンの数字です。
レジストリに書き込むインストール作業は必要ありません。
●アンインストール
解凍して出来たファイルを、フォルダごと削除して下さい。
レジストリは使用していませんし、作業のための新たなフォルダや一次ファイルを作成することもありませんので、フォルダごと削除すれば、後は何も残りません。
●バージョンアップの際の、ユーザーの登録したファイルについて
ユーザーが登録したコードのダイアグラムや、曲のコードの一覧は、「save」というフォルダの中に保存されています。
新しいバージョンに置き換える時は、
@新しいバージョンの圧縮ファイル(guitar_chordbook_***.zip)をダウンロードして、適当な場所に解凍しておきます。
A次に、古いバージョンのフォルダを開き、「save」の中のファイルを、新しいバージョンの「save」のフォルダの中にコピーして下さい。
B新しいバージョンのプログラムを起動して、これまでに登録したデータが反映されているのを確認したら、古いバージョンのファイルを、フォルダごと削除して下さい。
操作
●起動
Explorerから、実行ファイル「guitar_chordbook.exe」を実行します。
キーボードでは Enterキー押下、マウスはダブルクリックです。
●終了
ファイルメニューから、「終了」を実行して下さい。またはAlt+F4を押して下さい。
ダウンロード
※注意:ギターの音のサウンドファイルが含まれているため、サイズが大きくなっています( 111 MB)。
曲のコードの入手
曲のコードと歌詞のデータを入手するには、ネット検索をおすすめします。
「(曲名) (スペース) コード」というようなキーワードで検索すると、いくつかのサイトがヒットします。その中から良さそうなものを選んで下さい。
目的に合うページが見つかったら、歌詞とコードの部分をコピーします。
NetReader の場合は、テキストファイルと同じような感覚で範囲選択してコピーすることが出来ます。それを、MyEditなどに貼り付けます。
Internet Explorer の場合は、Ctrlキー+Altキー+S のコマンド(PC-Talkerの場合)を押して、ページの全文をコピーします。それを、MyEditなどに貼り付けて、いらない所を削除します。
今回のバージョンアップ(v103 → v104)で、コードと歌詞が混在するデータから、コードだけを抜き出す機能を追加しています。
また、押さえ方の難しいコードを、カポタストを使って、押さえやすいコードに置き換える時に、すぐに置き換えるコードを調べられる機能も追加しました。
この機能を使って、好きな曲のコードの一覧を登録して下さい。
また、次のようなサイトもあり、歌詞の一部やミュージシャンの名前などで検索することが出来ます。
無料歌詞検索(コード譜とダイヤグラムを表示!)−J-Total Music
ChordWiki : コード譜共有サイト 無料の歌詞とコードをシェアしよう
コードの一覧が登録されている楽曲のリスト
(* のついている曲は、前のバージョンからの曲です)
いとしのエリー(カポ 2フレ) | なごり雪(カポ 5フレ) | 涙そうそう(カポ 3フレ)
花〜すべての人の心に花を(カポ 3フレ) | 花〜すべての人の心に花を
乾杯(カポ 2フレ) | *乾杯 | 時代-1 | 時代-2
酒と泪と男と女(カポ 2フレ) | 酒よ | *神田川
川の流れのように(カポ 2フレ) | *川の流れのように | 故郷(ふるさと)
贈る言葉 | 冬の稲妻(カポ 4フレ) | 岬めぐり | 夢の中へ
著作権
「ギターコードブック」の著作権は、yanikunが所有しています。
再配布について
個人レベルでの再配布は、これを許可します。 ただし、プログラム本体とファイル構成を改変しないよう、お願いいたします。
免責
このソフトを使用したことによるいかなる損害に対しても、作者は責任を負わないこととします。
必要なランタイム
「ランタイム」というのは、そのソフトを動かすのに必要な外部プログラムのことです。 このソフトを使用するためには .NET Framework 2.0以上のランタイムが必要です。
●Windows Vista / Windows7 の場合
Windows Vista / 7には .NET Framework 3.0があらかじめインストールされています。何もインストールせずに、そのまま利用できます。
●Windows XPの場合:
Microsoft .NET Framework 2.0以上がインストールされていない場合は、Windows Update/Microsoft Updateから入手して下さい。
次の2つを順番にダウンロード・インストールしてください。
※NET Framework 3.0/3.5がインストールされている場合は、2.0を改めてインストールする必要はありません。
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86) 日本語 Language Pack
●.NET Framework 2.0 以上がインストールされているかどうか の確認の方法
コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」を開きます。
その中に 次のような項目があれば、お使いのコンピューターに .NET Framework 2.0 以上のランタイムがインストールされています。
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2 Language Pack - JPN
Microsoft .NET Framework 3.0 Service Pack 2
Microsoft .NET Framework 3.0 Service Pack 2 Language Pack - JPN
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
Microsoft .NET Framework 3.5 Language Pack SP1 - jpn
連絡先
不具合の連絡や、要望などありましたら、こちらからお願いします。
ただし、事情により、こちらからの返信が遅れたり、出来なかったりする場合があります。 また、不具合の修正や、機能の追加などは、作者のスキルに依存しますので、大幅に遅れたり、そもそも出来なかったりする場合があります。あらかじめご了承下さい。
謝辞
英語が苦手なため、プログラム作りの勉強を断念しかけていた私に、再度チャレンジするきっかけを与えていただいた、「プロデル」と、前身の「TTSneo」の作者である ゆうと 様に感謝いたします。
このプログラムの中で使用している「nofile.wav」は、(株)アクエスト 様の、
「AqTk2App - AquesTalk Ver.2 デモアプリ」を使って作成したものです。
(株)アクエスト 様に感謝いたします。
※他のプログラムでも使わせていただいています。
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