はじめに

このソフト「MP4 Cutter」は、動画ファイル MP4 の切り出し(カット編集)と結合を行なうためのソフトです。
動画ファイル MP4 は、YouTubeなどの動画投稿サイトをはじめ、広く使用されているファイル形式です。
動画関係のソフトは、スクリーンリーダーとキーボード操作では使えない/使いにくいものが多いのですが、PC-talkerの音声ガイドとキーボード操作で使えるように設計してあります(*)。
また、カット編集と結合処理を行う際、再エンコード無しで出力するため、高速、かつ画質/音質が劣化しません。

■使用上の注意とおことわり

1.このソフトでは、大まかなカット編集しか出来ません。
0.1秒単位といった精密なカット編集は出来ません。
これは、動画ファイルの特性と、作者のスキルによる制約によります。

2.このソフトでは、不要部分のカット/削除は出来ませんので、必要な部分を指定して、その部分を切り出して、保存してください。

3.高画質&長尺の MP4 ファイルの場合、カット編集がうまく出来ないものがあります。

4.既存のMP4ファイルを結合して、一つのファイルにすることも出来ますが、それぞれのファイルのエンコード、画質、画面サイズなどが同じでないと、正常にファイルが出力されません。

PC-talker 非対応版について

このソフトは、もともと PC-talkerの音声を使って操作する前提で作成したものですが、PC-talkerのインストールされていない環境でも使用してみたい、という要望がありましたので、PC-talkerに関する部分のプログラムを削除した「PC-talker 非対応版」を作成しました。
そのため、PC-Talkerによる細かな音声ガイドはありません。
また、私の手元には PC-talkerのインストールされていないパソコンが無いため、動作の確認が出来ていません。
その点をご了解の上、お試しください。
※一応、PC-talkerを終了した状態で、NVDAを使って操作した場合は、正常に動作するようです。

ソフトの概要

ソフト名 MP4 Cutter (エムピーフォーカッター)
バージョン 1.05 (※PC-Talker 非対応版は 1.04)
種別 フリーソフト
動作確認 Windows 11 Home 64bit Version 22H2
PC-Talker Neo 64bit Version 2306
2023年8月現在
作者 yanikun  
著作権者 このソフト本体の著作権は、作者の yanikun が所有しています。 ただし、「ffmpeg.exe」他 各種 DLL の著作権は、それぞれの作者が所有しています。
開発環境 日本語プログラミング言語「プロデル」

ダウンロードとインストール

インストール時の注意

ダウンロードした圧縮(.zip)ファイルを解凍して使うソフトの場合、起動出来なかったり、関連プログラムを読み込めず、正常に動作しないなどのトラブルが発生するケースがあります。
これは、ダウンロードした圧縮(.zip)ファイルに「ゾーン識別子」という特別な情報が付与され、セキュリティが他のファイルよりも厳しくなっているためです。
そのようなトラブルを防ぐために、以下の手順を実行してから、圧縮(.zip)ファイルの解凍(展開)を行うようにしてください。

@Explorer等で、ダウンロードした圧縮(.zip)ファイルにカーソルを合わせます。

AApplicationキーを押してコンテキストメニューを開きます。
上下矢印キーで「プロパティ」を選んで Enterキーを押します。
「プロパティ」のダイアログが開きます。

BTabキーで「許可する」のチェックボックスまで移動して、Spaceキーでチェックを付けます。

CTabキーで「OK」のボタンまで移動して Enterキーを押します。
「プロパティ」のダイアログが閉じます。

D目的の圧縮(.zip)ファイルを解凍(展開)してください。

PC-talker対応版

もともと「日本語プログラミング言語 プロデル」で作成したプログラムは、スクリーンリーダーとの相性が良く、ほとんどの操作項目やウィンドウ内の部品が音声ガイドされます。
そこに更に、PC-talkerによる細かい音声ガイドを追加したのが、こちらのバージョンです。

PC-talker対応版 ダウンロード

○新規インストール

ダウンロードした「mp4-cutter-***.zip」を、適当な場所に解凍して下さい (***はバージョンの数字)。
レジストリに書き込むインストール作業は必要ありません。

○バージョンアップ

ダウンロードした「mp4-cutter-***.zip」を、適当な場所に解凍して下さい (***はバージョンの数字)。
保存したフォルダを開き、中のフォルダとファイルを全てコピーします。
既存の「MP4 Cutter」のフォルダの中に、上でコピーしたフォルダとファイルを上書きで貼り付けます。

PC-talker 非対応版

PC-talkerのインストールされていない環境では、こちらを試してみてください。
前述のように、最小限の読み上げはあります。

PC-talker 非対応版 ダウンロード

○新規インストール

ダウンロードした「mp4-cutter-npt-***.zip」を、適当な場所に解凍して下さい (***はバージョンの数字)。
レジストリに書き込むインストール作業は必要ありません。

○バージョンアップ

ダウンロードした「mp4-cutter-npt-***.zip」を、適当な場所に解凍して下さい (***はバージョンの数字)。
保存したフォルダを開き、中のフォルダとファイルを全てコピーします。
既存の「MP4 Cutter」のフォルダの中に、上でコピーしたフォルダとファイルを上書きで貼り付けます。

補足

以前は、「新規インストール版」と「バージョンアップ版」の二つのファイルを用意していました。
これは、フォルダ内の設定ファイル(settings.ini)を上書きして設定を書き換えないようにするためでした。
しかし、バージョン 104から仕様を変更して、既存のフォルダにそのまま上書きコピーしても設定が変更されないようにしました。
そのため、配布するファイルは一種類となりました。

アンインストール

アンインストール

解凍したファイルを、フォルダごと削除して下さい。
スタートメニューや送るメニューにショートカットを作成している場合は、「ファイル」メニュー → 「オプション設定」から、ショートカットの登録を解除してから、ファイル/フォルダを削除してください。

操作

起動

Explorerなどから、「mp4-cutter.exe」を実行して下さい。
スタートメニューにショートカットを作成した場合は、スタートメニューから起動してください。
また、「送るメニュー」にショートカットを作成した場合は、Explorerの送るメニューから起動することもできます。

終了

「ファイル」メニュー → 「プログラムの終了」を実行してください。
また、Altキー + F4 でも終了できます。

 

※詳しい操作方法については、ヘルプをご参照下さい。ヘルプメニュー、またはF1キーで開きます。

更新履歴

○2023年8月15日:1.04 → 1.05

@オプション設定のダイアログで、出力ファイルの保存先を、「いつも同じフォルダに保存する」に指定した時に、保存先のフォルダを設定しても反映されない不具合を修正した。

Aファイルメニューの「保存先フォルダを開く」を実行した時に、保存先フォルダがうまく開かないケースがある不具合を修正した。

○2023年8月1日:1.03 → 1.04

@拡張子が大文字の .MP4 だと、読み込めないケースがあるのを修正した。

A1時間を越える長尺のMP4ファイルの編集でも、エラーにならないように修正した。

1時間を越える長尺のMP4ファイルを編集する際、カットの開始/終了位置の計算がうまくいかず、エラーとなり編集が出来ないという、致命的な不具合を発見しました。
自分では、比較的短いMP4ファイルしか扱ってこなかったせいで、うかつなことに、これまで気がつきませんでした。
申し訳ありません。たぶん、今回の修正で解決できているはずです。

Bヘルプを表示するウィンドウがうまく動かないケースがあったため、ヘルプの内容をHTML文書に変更した。

C再生メニューのうち、次の三点を変更した。

(1)2秒スキップ というメニューを追加。
これは、ユーザーのAさんの提案を検討した結果で、細かい再生位置の指定に効果があると判断しました。

(2)従来の 20秒スキップ を、10秒スキップ に変更。
20秒という間隔が中途半端に思えたので変更してみました。もしかすると、また変更するかもしれません。

(3)音量メニューから 消音(ミュート) の項目を削除。
視覚障害者は音を消したら編集出来ない、というユーザーの方からのご指摘があり、たしかに不要な項目だなと思い、削除することにしました。

○2020年10月21日:1.02 → 1.03

インストールしたフォルダの名前に半角スペースが含まれていると、起動直後にエラーメッセージが表示される不具合を修正。
ユーザーの作成したフォルダ内にインストールしたケースで、フォルダ名に半角スペースが含まれていると、エラーメッセージが表示される。
<例>C:\soft 01\mp4-cutter-102
「soft 01」というフォルダ名に半角スペースが含まれているため、エラーメッセージが表示される。

○2020年7月10日:1.01 → 1.02

開いたファイルの履歴の順番がおかしくなる不具合を修正。

○2020年7月8日:1.00 → 1.01

「送る」メニューからファイルを読み込んだ時に、ファイル履歴に追加されない不具合を修正。

○2020年7月7日

PC-talker 非対応版を公開。

○2020年7月5日

初期バージョン version 1.00 を公開

著作権

このソフト本体の著作権は、作者の yanikun が所有しています。 ただし、「ffmpeg.exe」他 各種 DLL の著作権は、それぞれの作者が所有しています。

再配布について

他の開発者が権利を有するプログラムを使用しているため、再配布は認められません。

免責

このソフトを使用したことによるいかなる損害に対しても、作者は責任を負わないこととします。

謝辞

プログラム作りにあたっては、様々な人たちにお世話になっています。その中から、特に次のお二人にこの場を借りて感謝の気持ちを表したいと思います。

ゆうと 様:TTSneo +プロデル

プログラム作りに興味を覚えたものの、英語の壁に阻まれ挫折を繰り返していた私は、ある日「日本語プログラミング言語 TTSneo」に出会いました。その作者が ゆうと 様です。
「こんにちは」を表示する──何をどう命令しているのか、そのままわかる。英語の壁はない。これなら私にも出来そうだ。
こうして「TTSneo」でプログラム作りの初歩を学び、後継の言語である「produire プロデル」に移行し、より実用的なプログラムを作ることが出来るようになりました。

九曜 様:rdr_scr.dll

プロデルで作成したプログラムは、PC-Talkerの音声のノリが良く、そのままでも大きな不満はなかったのですが、より詳細な音声ガイドや、ダイアログを表示しないでメッセージをユーザーに伝えたいと思う場面が増えてきていました。
そんな時に、簡単な命令文で PC-Talkerや NVDAにしゃべらせることが出来るプログラム「rdr_scr.dll」を作成してくれたのが、九曜 様です。
「rdr_scr.dll」のおかげで、プログラムの設計の幅が広がりました。


──本文 ここまで──