「Wordで領収証」の使い方

お知らせ:メニューからダイアログボックスを呼び出し、Escapeキーなどで閉じた後、再び同じダイアログボックスを表示しようとすると、エラーになる場合があります。
これは、開発プログラム「プロデル」の内部仕様の変更によるものと想われますが、現在 原因と対策を探っているところです。
おそれいりますが、上記のエラーが発生した時は、アプリケーションを再起動してから操作されるよう、お願いいたします。

このページの目次です。
☆準備 その1 外部プログラムのインストール
Office 2003
Office 2007
Office 2010
Office XP
☆準備 その2 自分(発行者)のデータの登録とひな型の作成
Step1 自分(領収証の発行者)のデータを登録する
Step2 (必要な場合は)ハンコの画像の作成 → 縮小とコピー
Step3 自分のデータが記入されたひな型の作成
☆領収証の作成
☆その他のメニュー
発行済み一覧をcsvファイルに出力
☆必要なランタイム
WindowsXPの場合
.NET Framework 2.0のダウンロード
 

☆準備 その1 外部プログラムのインストール

このソフト「Wordで領収証」を使用するためには、Microsoft Office製品をインストールするほかに、このソフトとOffice製品との橋渡しをするプログラム「Officeプライマリ相互運用機能アセンブリ(PIA)」をインストールする必要があります。
名前は難しそうですが、インストール作業はそれほど難しくありません。
Officeプライマリ相互運用機能アセンブリは、Officeのインストールディスクからインストールできるほか、Microsoftのウェブサイトから無償でダウンロードできます。
使用しているOfficeのバージョンにあわせて、インストールしてください。
※Office2003用のプログラムについては、実行ファイル「word_receipt.exe」と同じフォルダに入っています。
※Office2000には対応していません。

■Office 2003

同梱の「O2003PIA.MSI」にカーソルを合わせて、Enterキーを押して実行して下さい。
インストールはすぐに終わりますが、完了のメッセージはありません。
Windows7/Vistaでは、UAC(安全操作)の画面が出ますが、「はい」「続行」を押して下さい。
※ファイルの破損などにより、うまくインストールされない時は、下記のページからダウンロードして下さい。

Office 2003 の更新: 再配布可能なプライマリ相互運用機能アセンブリはダウンロードできます。

*Office2003のインストールディスクからインストールする場合
下記のページを参考に、Wordの「.NET プログラミングサポート」をインストールしてください。

Office 2003 プライマリ相互運用機能アセンブリをインストールして使用する

■Office 2007

ダウンロードしてインストールする場合は、下記のページから入手して下さい。
インストールする際、インストール先のフォルダを聞いてきますので、C:\Program Files\Microsoft Office を指定して下さい。
↓ このページの「PrimaryInteropAssembly.exe 6.3MB Download」の所からダウンロードして下さい。

2007Microsoft Office System Update: Redistributable Primary Interop Assemblies (英語ページ)


*Office2007のインストールディスクからインストールする場合
下記のページを参考に、Wordの「.NET プログラミングサポート」をインストールしてください。

Outlook PIA をインストールして参照する

■Office 2010

ダウンロードしてインストールする場合は、下記のページから入手して下さい。
↓ このページの「PIARedist.exe 6.6MB Download」の所からダウンロードして下さい。

Microsoft Office 2010: Primary Interop Assemblies Redistributable

*Office2010のインストールディスクからインストールする場合
下記のページを参考に、Wordの「.NET プログラミングサポート」をインストールしてください。

Outlook PIA をインストールして参照する

■Office XP

次のページからダウンロードして、インストールして下さい。

Microsoft Office XP 用の PIA (Primary Interop Assemblies)

☆準備 その2 自分(発行者)のデータの登録とひな型の作成

領収証を実際に作成する前に、次の準備を行なって下さい。

Step1 自分(領収証の発行者)のデータを登録する
Step2 (必要な場合は)ハンコの画像の作成
Step3 自分のデータが記入されたひな型の作成


以下、具体的な手順について説明いたします。

Step1 自分(領収証の発行者)のデータを登録する

1.Altキーでメニューを開き、右矢印キーを押して、「準備」に移動します。

2.下矢印キーで「自分のデータを登録する」を選んでEnterキーを押します。
「自分のデータの登録」というダイアログボックスが開きます。
Tabキーで移動しながら、テキストボックスに必要事項を入力して下さい。
●郵便番号(半角数字)
最初にフォーカスされているのは、郵便番号の 先頭の3桁を入力するボックスです。
Tabキーを押すと、後ろの4桁を入力するボックスです。
※入力するのは、3桁と4桁の数字だけです。〒(マーク)や - などは入力する必要はありません。
●住所
住所を入力して下さい。
●建物名(ビル・マンションなど)
ビルやマンションなどに入居して開業している場合は、建物名を入力して下さい。
●治療院の名前・屋号
治療院の名前を入力して下さい。
●自分の氏名
自分(領収証の発行者)の名前を入力して下さい。
●電話番号
治療院の電話番号を、数字だけ入力して下さい。TEL や 電話 などは入力しないで下さい。
必要な項目の入力が済んだら、Tabキーで「OK」のボタンに移動してEnterキーを押します。
設定ファイルに、必要なデータが登録されます。

Step2 (必要な場合は)ハンコの画像の作成 → 縮小とコピー

1.Altキーでメニューを開き、右矢印キーを押して、「準備」に移動します。

2.下矢印キーで「ハンコの画像の作成」を選んでEnterキーを押します。

3.「名字の入力」というダイアログボックスが開きます
自分の名字を全角で入力して下さい。

4.Tabキーで「OK」のボタンに移動してEnterキーを押します。
プログラムの実行ファイル word_receipt.exe のある場所の「stamp」というフォルダに、ハンコの画像が保存されます。ファイル名は、山田さんなら「山田.bmp」となります。
※ひな型に挿入する場合は、Step3のひな型の作成を実行する前に、クリップボードにコピーしておいて下さい。
※このハンコの画像は、名前に比べて少し大きめです。また、位置が少し上にずれて挿入されますが、大目に見てやって下さい。
大きすぎて我慢できないという場合は、次のメニューを実行してみて下さい。または、Windowsの「ペイント」を利用して、お好みのサイズに縮小して下さい。

ハンコの画像の縮小とコピー
上記のメニューで作成したハンコの画像が、やっぱり大きすぎるという場合は、画像の縮小とコピーを実行して下さい。
1.Altキーでメニューを開き、右矢印キーを押して、「準備」に移動します。
2.下矢印キーで「ハンコの画像の縮小とコピー」を選んでEnterキーを押します。
すると、上記のメニューで作成したハンコの画像が 70%の倍率で縮小され、同時にクリップボードにコピーされます。
#注意:このメニューを実行するには、Visual Basic 6.0(SP6)ランタイムが必要です。インストールされていない場合は、下記から入手して下さい。
うまく動かない、または面倒だという場合は、Windowsの「ペイント」を利用して縮小して下さい。

必要なランタイム=Visual Basic 6.0ランタイム

Step3 自分のデータが記入されたひな型の作成

あらかじめ自分のデータが挿入されたひな型ファイルを作成しておいて下さい。 この ひな型を作成しておかないと、領収証に自分のデータが記入されません。
これは、実際に領収証を作成して印刷する時に、入力の手間を省くためです。

1.Altキーでメニューを開き、右矢印キーを押して、「準備」に移動します。

2.ハンコの画像を、自分の名前の後ろ(右側)に挿入する場合は、あらかじめ、先ほど作成した画像をクリップボードにコピーしておいて下さい。

3.上矢印キーを押して「A4判ひな型の作成」 または「B5判ひな型の作成」のどちらかを選んでEnterキーを押します。
※A4とB5のひな型は、大きさが違うだけで、内容は同じです。使いやすい方の大きさのひな型を作成して下さい。

4.Wordが起動して、こちらで用意したテンプレートに、あなたの入力したデータを、所定の位置に挿入したWord文書が開きます。
ここで、いったん 作成された文書は「A4判ひな型.doc」 または「B5判ひな型.doc」という名前で、templateフォルダに保存されます。

5.ハンコの画像を挿入する場合は、ハンコの位置にカーソルが移動していますので、Ctrl+Vを押して貼り付けて下さい。
※Wordがアクティブになっていないこともありますので、Alt+Tabで切り替えて、確認してから実行すると確実です。

6.文書を上書き保存してから、Wordを閉じて下さい。
※この時点で、晴眼者に ひな型の仕上がりを確認してもらうようおすすめします。

☆領収証の作成

1.プログラムを起動します。

2.Altキーでメニューを開き、下矢印キーを押して「A4判の領収証の作成」、または「B5判の領収証の作成」を選んでEnterキーを押します。
※必ず、作成しておいたひな型のサイズと同じ項目を選んで下さい。

3.「宛名・金額・内訳の入力」のダイアログボックスが開きます。

●宛名 氏名のみ入力 敬称は不要
領収証の宛名(お客様の名前)を入力します。様 や殿 などの敬称は入力しないで下さい。
●日付
既に今日の日付が入力されています。変更の必要な時だけ変更して下さい。
※パソコンの時計から日付を取得していますので、時計が正確かどうか、時々チェックしておいて下さい。
●内訳 全角30文字まで または 全角25文字まで
領収証の「但し ○○ として」という部分に挿入する文字です。「マッサージ料金」というような感じで入力して下さい。
すると、実際の領収証には「但し マッサージ料金 として」と記入されます。
※文字数は A4判=全角30文字まで、B5判=全角25文字までしか入力出来ません。
それ以上は、行からはみ出してしまいますので、入力出来る文字数を制限してあります。
4.入力が終わったら、Tabキーで「OK」のボタンに移動してEnterキーを押します。

5.Wordが起動して、作成された領収証が画面に表示されていますので、印刷を実行して下さい。
※Wordのウィンドウがアクティブになっていない場合がありますので、Alt+Tabで確認してから印刷を実行して下さい。

☆その他のメニュー

●発行済み一覧をcsvファイルに出力

領収証を作成すると、その記録が「発行済み一覧.txt」というファイル名で、receiptフォルダに出力されます。
このファイルを基に、csvファイルを作成します。

☆必要なランタイム

WindowsXPでお使いの場合は、.NET Framework 2.0以上のインストールが必要になる場合があります。
※Windows7/Vistaには、 NET Framework 3.0があらかじめインストールされていますので、新たにインストールする必要はありません。

*WindowsXPの場合

Microsoft .NET Framework 2.0以上がインストールされていない場合は、Windows Update/Microsoft Updateから入手して下さい。
次の2つを順番にダウンロード・インストールしてください。
NET Framework 3.0/3.5がインストールされている場合は、2.0を改めてインストールする必要はありません。
●NET Framework 2.0 以上がインストールされているかどうか の確認の方法
コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」を開きます。
その中に 次のような項目があれば、お使いのコンピューターに NET Framework 2.0 以上のランタイムがインストールされています。

Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2 Language Pack - JPN
Microsoft .NET Framework 3.0 Service Pack 2
Microsoft .NET Framework 3.0 Service Pack 2 Language Pack - JPN
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1
Microsoft .NET Framework 3.5 Language Pack SP1 - jpn

●.NET Framework 2.0のダウンロード

Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)

Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86) 日本語 Language Pack

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■最終更新日:2011年5月21日  © 2008 yanikun.