初心者の 初心者による 初心者のための  音声パソコン小技集
一度にたくさんの行をコピーして別のMyEditに貼り付けて読む

たとえば、マニュアルなど、行数の多い文書の中から、 必要な所だけ抜き出して、別のMyEditで読みたい… そんな時は、次の方法が便利です。
■手順1=一度に沢山の行数を範囲選択してコピーする
1.文書の途中から、途中までをコピーする
2.文書の先頭から途中までコピーする
3.文書の途中から最後までコピーする
■手順2=コピーしたデータを新しいMyEditに貼り付ける

■手順1=一度に沢山の行数を範囲選択してコピーする

1.「マーク行設定」を使って文書の途中から途中までをコピーする

ShiftKey+上下矢印Keyで行単位の、範囲選択を開始してから、 一行ずつカーソルを移動して行くのは面倒だし時間がかかります。
そんな時、「マーク行設定」が役に立ちます。
例として20行目から100行目まで範囲選択するとします。

まず、最初の20行目にマークをつけます。
カーソルを20行目に遭わせます。
AltKeyを押してメニューを開き、右矢印Keyで「検索」に移動します。
そこから上下矢印Keyで「マーク行の設定と解除」を選択して、 EnterKeyを押します。
(ショートカットキーはCtrlKey+F2 です)
「マーク設定」と音声があります。
次に、PageDownKeyを押します。
(PageDownKeyのついていないノートパソコンの場合は、 FN Key+下矢印Keyを押します)
カーソルがジャンプして、「ネクスト40の1」と現在のカーソルの位置を読みます。
最初の数字が行数で、次が桁数です。
(#注:半角の文字が、一つでひと桁です。 全角文字はひとつでふた桁です)
さらに、同じ操作をして、 「ネクスト100の1」 というふうに、目的の行までカーソルを移動させます。
実際には、こんなに都合よく移動できません。
目的の行の近くまでジャンプさせてから、 一行ずつ移動させてゆくことになります。
目的の行まで来たら、ShiftKey+上矢印Keyを押します。
「範囲指定 行 100の1からどこまで」
と音声があって、どこまで範囲を選択するのか聞いてきます。
そこで、ShiftKey+F2Keyを押します。
すると、最初にマークをつけた20行目にカーソルがジャンプして、
「ジャンプ20の1」 と音声があります。
同時に、20行目から100行目までが、範囲選択されています。
ただし、この段階では、まだ「仮」のものなので、 EnterKeyを押して範囲を確定します。

追記:2010年12月16日
↑ この部分の記述は間違いです。Enterキーを押しての確定が必要なのは、範囲選択した部分を削除する時だけで、コピーや切り取りの場合はEnterキーを押す必要はありません。
以下の記述についても同様です。訂正してお詫びします。

確定したら、CtrlKey+C でコピーします。
または、AltKeyでメニューを開き、右矢印Keyで「編集)に移動して、 下矢印Keyで「コピー)を選んで、EnterKeyを押します。
これで、選択した範囲が、クリップボードにコピーされました。
(#注:選択した範囲がまちがっていたら、 EscapeKeyを押して範囲を解除します。 そして最初の手順から、やり直します)

2.HomeKeyを使って文書の先頭から途中までコピーする

文書の途中の、ここまでコピーしたい、という場所にカーソルを合わせます。
ShiftKey+上矢印Keyを押して、範囲選択を開始します。
CtrlKey+HomeKeyを押すと、カーソルが文書の先頭にジャンプして、
「トップポジション、1の1」と発声します。
これで文書の先頭から、先ほどカーソルを合わせておいた、 コピーしたい部分までが範囲選択されています。
※ノートパソコンの場合は、CtrlKey+FN Key+左矢印Keyを押します。
ただし、この段階では、まだ「仮)のものなので、EnterKeyを押して範囲を確定します。
確定したら、CtrlKey+C でコピーします。
これで、選択した範囲が、クリップボードにコピーされました。
(#注:選択した範囲がまちがっていたら、EscapeKeyを押して範囲を解除します。
そして最初の手順から、やり直します)

3.EndKeyを使って文書の途中から最後までコピーする

文書の途中の、ここからコピーしたい、という行にカーソルを合わせます。
ShiftKey+下矢印Keyを押して、範囲選択を開始します。
CtrlKey+EndKeyを押すと、カーソルが文書の最後にジャンプして、 「ラストポジション、240の36)と発声します。
(#注:数字は、ひとつの例です)
これで、先ほどカーソルを合わせておいた、コピーしたい部分から、 文書の最後までが範囲選択されています。
※ノートパソコンの場合は、CtrlKey+FN Key+右矢印Keyを押します。
ただし、この段階では、まだ「仮)のものなので、EnterKeyを押して範囲を確定します。
確定したら、CtrlKey+C でコピーします。
これで、選択した範囲が、クリップボードにコピーされました。

■手順2=コピーしたデータを新しいMyEditに貼り付ける

AltKeyを押してメニューを開き、上矢印Keyで「別のMyEditを起動」を選んで、 EnterKeyを押します。
「無題2、新規」
と音声がして新しいMyEditが起動します。
カーソルは先頭にありますので、 CtrlKey+V を押して、先ほどコピーしたデータを貼り付けます。
または、AltKeyを押してメニューを開き、右矢印Keyで「編集」に移動して、 下矢印Keyで「貼り付け」を選んでEnterKeyを押すと、先ほどコピーした文章が貼り付けられます。

※応用例:一度に沢山の行を削除する
上記の手順で範囲選択して確定した後に、 DeleetKeyを押すと、一度に沢山の行を削除することができます。

※おまけ:新しいMyEditに貼り付ける時、最初は、 先頭にカーソルがありますので、EnterKeyを一回押して、 カーソルを2行目に下げておいてから貼り付けるやり方もあります。
こうすると、次にその文書を開いた時に、 下矢印Keyを一つ押すと、一番先頭の行を読み上げますので、 (全文読みではなく)行読みをする時に便利です。


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■最終更新日:2009年9月6日  © 2008 yanikun.