音声で使える便利なソフト |
簡単操作の暗号化ソフト「chaky」 |
☆大事なファイルやフォルダを暗号化して保護しましょう!日記やパスワードなど、他人に見られたくない、見られるとまずい、そういうファイルがあると思います。そうした大事なファイルを暗号化して、パスワードで保護することが出来る「chaky」というソフトを紹介いたします。 このchakyというソフトは、テキストボックスに自分で設定したパスワードを入力して、「OK」のボタンを押すだけで、暗号化と複合化(暗号化されたファイルを元に戻すこと)が簡単に実行できます。操作は音声とキーボードで可能です。 ※設定のダイアログボックスは、音声では操作が出来ませんが、特別な設定をしなくてもそのままで使えます。 ※使用にあたっては、 ☆注意! をお読みになり、慎重に使用なさって下さい。
■ソフトの概要・ソフト名:chaky・種別:フリーウェア ・作者:IdiaGdia 様 ・動作OS: Windows XP/Me/2000/98/95/NT ・入手先: Vector(別ウィンドウで開きます)= Vector:Chaky (Windows95/98/Me / ユーティリティ) - ソフトの詳細 公式サイト(別ウィンドウで開きます)= Chaky の ページ ダウンロードページ(別ウィンドウで開きます)= Chaky のダウンロードページ ■ダウンロード公式サイトの場合…ダウンロードページの、 1.86 LHA圧縮 182KB ダウンロード というリンクでEnterキーを押して、ダウンロードしてください。 ※これは、2009年12月06日 現在の最新版です。できるだけ最新版をダウンロードするようにして下さい。 ダウンロードした chaky_1.86.lzh を、わかりやすい場所に保存します。 次に、保存したファイルを解凍します。すると、 Chaky.exe Readme.txt というふたつのファイルが出来ます。 ※事前に、たとえば「chaky」というようなフォルダを作っておいて、その中に解凍する方が、おすすめです。 なお、インストール・セットアップ作業は必要ありません。 ■操作方法Chakyのメイン画面には、Altキーで開くプルダウンメニューがありません。また、ファイルやフォルダを開くためのボタンもありません。それは、起動方法が次の二通りの操作に設定されているためです。
詳しくは、 「マウスについて〜使わなくても一応知っておきたい」 を参照して下さい。 ■暗号化 その1=同じフォルダ内のChaky.exeから起動以下の操作は、Explorer・マイコンピュータ・マイドキュメント・MyFile どれでも共通の手順です。[準備] 最初に保存・解凍して得られる Chaky.exeを、暗号化したいファイルと同じフォルダへコピーします。 1.まず、パスワードを決めます。作者によると、4 文字以下だと、解読される可能性があるので、5 文字以上の方が良いようです(最大は16 文字までとなっています)。 2.Chaky.exeにカーソルを合わせてEnterキーを押します。 起動すると、ウィンドウが開いて、 「Chaky 1.86のエディット 文字入力」 と、音声がします。 ここはパスワードを入力するテキストボックスです。先ほど決めたパスワードを入力します。 ※パスワードは、必ず半角英数文字で入力します。 また、入力したパスワードは、左右矢印キーを動かして確認することが出来ます。 3.入力したら、Tabキーで次の項目に移動します。 再び、 「Chaky 1.86のエディット 文字入力」 と音声がします。 ここは、もう一度 確認のためにパスワードを入力するテキストボックスです。 4.パスワードを入力したら、Tabキーを押して、次の項目に移動します。 「暗号化のプッシュボタン」 と音声がしますので、Enterキーを押します。 5.すると「コンッッ!と音がして、 「OKの プッシュボタン 確認」 と音声がします。この時、「暗号化/複合化が終了しました」というようなメッセージが出ています。 Enterキーを押すと、暗号化が完了します。 6.「chaky」のウィンドウが閉じて、元の画面に戻っていますので、上下矢印キーを押して、ファイルの名前を確認してみて下さい。 ※MyFileの場合は、F5キーを押して最新の状態にして下さい。 「B18ou0DU96ts7.cpy」というような、訳のわからない名前に変わっているはずです。 この暗号化されたファイルを、無理に開こうとすると、 「動作を選択してください。のラジオボタン 選択 Webサービスを使用して適切なプログラムを探す」というメッセージが出ます。 さらに、テキストエディタなどで無理に開くと、意味不明の文字列になっていて、内容を読み取ることは出来ません。 ■暗号化 その2=「送る」メニューからChakyを起動以下の操作は、Explorer・マイコンピュータ・マイドキュメント どれでも共通の手順ですが、ここではマイコンピュータを使っての操作ということにします。※MyFileについては、「送る」メニューのアクセスの仕方が少し違っているので、ここでは説明の対象外とします。 [準備]まず「送る」メニューに、Chakyのショートカットを登録します。 1.Chakyを起動して、Tabキーを押して テキストボックス以外の場所、例えば「OK」のボタンまで移動します。 2.Applicationキーを押します。するとコンテキストメニューが開きます。 3.「設定」の所にカーソルを合わせて、Enterキーを押します。 4.設定のダイアログボックスが開きます。残念ながらこのダイアログボックスは、音声では操作出来ないのですが、Tabキーを押して「OK」のボタンに移動して、Enterキーを押します。 上記の設定の項目の中に「送るメニューに追加する」という項目が含まれているため、マイコンピュータなどの「送る」メニューに、「暗号化(Chaky)」という項目が追加されています。 5.マイコンピュータなどで、Altキー またはApplicationキーを押してメニューを開き、上下矢印キーで「送る」という項目にカーソルを合わせます。 6.右矢印キーを押してサブメニューを開き、上下矢印キーで「暗号化(Chaky)」という項目を探して確認して下さい。 7.もしもそのサブメニューの中に「暗号化」という項目が作成されていない場合は、自前でショートカットを作成して「送る」メニューに登録する必要があります。 なお、ショートカットの作成と「送る」メニューへの登録の仕方については、 「送る」メニューを使う を参考になさって下さい。 8.マイコンピュータのリストビューで、暗号化したいファイルやフォルダにカーソルを合わせます。 9.Altキー またはApplicationキーを押してメニューを開き、「送る」にカーソルを合わせます。 10.右矢印キーでサブメニューを開き、上下矢印キーで「暗号化(Chaky)」、または(自前で登録した)「Chaky」にカーソルを合わせてEnterキーを押します。 11.Chakyが起動しますので、同じ手順でパスワードを2回 入力して「OK」のボタンを押します。 ■複合化「複合化」というのは、上記の操作で暗号化したファイルを元に戻す処理のことです。上記の二通りの暗号化の方法の、どちらを使用したかによって、複合化の操作が少し違ってきますので、それぞれについて別々に書きます。 ●(暗号化した)ファイルと同じフォルダのChaky.exeから暗号化した場合 1.暗号化の時と同じように、Chaky.exeを実行します。 2.ウィンドウが開いて、 「Chaky 1.86の エディット 文字入力」 と音声がしますので、暗号化するときに使ったパスワードを入力します。 3.入力したら、Tabキーを押して次に移動します。 次もパスワードを入力するテキストボックスですが、ここは素通りします。 複合化する時は、パスワードの入力は、一回だけでOKです。 4.さらにTabキーで、「復号化」のボタンまで移動してEnterキーを押します。 5.すると「コンッッ!」と音がして、 「OK のプッシュボタン 確認」 と音声がします。Enterキーを押すと、複合化が完了します。 この時点で、ファイル名は元の名前に戻っていますので、リストビューの中の位置が変わっています。 ※ただしMyFileの場合は、F5キーを押して最新の状態にする必要があります。 ●「送る」メニューから暗号化した場合 1.マイコンピュータなどで、暗号化されたファイルにカーソルを合わせます。 2.Altキー またはApplicationキーを押してメニューを開き、「送る」メニューから右矢印キーでサブメニューを開きます。 3.上下矢印キーで「Chaky」の項目にカーソルを合わせて、Enterキーを押します。 4.ウィンドウが開いて、フォーカスがパスワードを入力するテキストボックスにありますので、暗号化した時と同じパスワードを入力します。 5.Tabキーを押すと、すぐに「複合化」のボタンになりますので、Enterキーを押します。 これで複合化は完了です。「送る」メニューを使って、暗号化されたファイルを複合化する場合は、操作が簡略化されています。 ☆注意!暗号化する時に使用したパスワードは、絶対に忘れないようにして下さい!パスワードを忘れてしまうと、そのファイルは二度と開けなくなります。 また、最初に使用したパスワードを、途中で変えようとすると警告が出ます。そのまま操作を続行すると、新しく入力したパスワードしか使えなくなります。 最初からいきなり大事なファイルを暗号化/複合化するのではなく、実験用のファイルを使い、何回か操作を繰り返して、操作の流れを十分理解した上で使用されることをおすすめします。 でないと、大事なファイルが開けなくなってしまう危険性がありますので…。 そうなった場合でも、私および作者は責任を負うことは出来ません。 |
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■最終更新日:2012年11月11日 © 2008 yanikun. |