初心者の 初心者による 初心者のための 音声パソコン小技集 |
一般ユーザ向けソフトのヘルプを読む方法 |
視覚障害者(音声ユーザ)向けに開発されたソフトは、
マニュアルやヘルプもまたスクリーンリーダーで読みやすいように工夫されています。
でも、それ以外の一般ユーザ向けのソフトのヘルプは、 そのままでは読むことができません。 そうしたヘルプの中で、一番多く使われている形式のヘルプを読む方法について説明いたします。 それは、ウィンドウが右と左に分かれていて、左側に、いろいろな項目のツリービューがあり、右側に、それぞれの項目の解説・本文が表示されている形のものです。 ■具体的な操作1.何か適当なアプリケーションを起動し、f1Keyを押してヘルプを開きます。「ツリービュー フォルダ選択」 と音声があります。 これは、最初は向かって左側の画面=各項目のツリービューにフォーカスが あるためです。 「フォーカス」というのは、その時点で、キーボードの操作が出来る場所、言い換えれば、操作を受け付けてくれる場所のことです。 ここで、ツリービューを操作して、目的の項目を探します。 (ツリービューの操作方法については、 ■ツリービューの操作の仕方 をお読みください。 2.読みたい項目が見つかったら、EnterKeyを押して選択を確定します。 このままでは、右側にある本文を読むことができないので、 右側の部分にフォーカスを移動させます。 f6Keyを押すと、フォーカスが移動して、本文のタイトルだけ読み上げます。 でも、肝心の本文は矢印Keyを動かしても読むことができません。 3.そこで、CtrlKey+A を押して、本文を全て選択します。 次に、CtrlKey+C を押してコピーします。 本文がクリップボードに入りますので、 PC-Talkerの設定で「クリップボードを自動的に読み上げる」にチェックしてあると、 この時点で読み上げる場合があります 読み上げない時は、CtrlKey+AltKey+C=クリップボード読みのコマンド を押してみてください。 ※本文を読むだけであれば、右Shiftキーを押すだけで読み上げるものもあります。 ※ごく 稀にですが、全て選択→コピー、という操作ではなく、 ApplicationKey またはShiftKey+F10Keyでコンテキストメニューをひらき、 その中の「全て選択」→「コピー」という項目でEnterKeyを押して 実行するものがあります。 4.それでも読み上げない時や、文書にして読みたい場合は、 MyEditを起動して、CtrlKey+V で貼り付けます。 これで読むことが出来るようになります。 後でまた読み返したい場合は、名前をつけて保存しておきます。 5.続けて、別の項目を読みたい場合は、AltKey+TabKeyを押してタスクを切り替えて、元のヘルプの画面に戻します。 フォーカスが「本文」の所にありますので、 再び F6keyを押して、元のツリービューに戻します。 そこで、項目を探して、同じ作業を繰り返します。 |
トップページに戻る |
■最終更新日:2009年9月6日 © 2008 yanikun. |