はじめに
Windows 10 の自動再生のダイアログボックス
Windows 7 までの「自動再生」のダイアログボックスは、外部メディア(CD/dvd/USBメモリ/外付けハードディスク等)を接続/挿入すると、文字どおり自動的に表示され、矢印キーで動作を選択して Enterキーで決定することが出来ました。
ところが、Windows 10 の「自動再生」は、外部メディアを接続/挿入すると、「ここをタップして、このメディアに対して行なう操作を選んでください。」というメッセージが、タスクトレイの上に表示されるだけです。
このメッセージをマウスでクリックすると、「自動再生」のダイアログボックスが表示されるのですが、キーボードではこのメッセージの所を操作して「自動再生」のダイアログボックスを呼び出すことは出来ないようです。
これは、私のパソコンの機種や環境に特有のものかもしれませんが、対策として、私は「自動再生」を全て無効に設定しました。
なお、この設定をしなくても、メッセージを無視して ExplorerやMyFileを起動して、そこから操作をすればいいのですが、いちいち出るメッセージがうるさいので、私は設定しました。
※私の所有する Windows 10 パソコンは、タッチ操作に対応していません。
実践パソコン環境
Windows 10 Home 64bit Version 1803
PC-Talker 10 Version 1.31
※2019年7月現在
「自動再生」を全て無効にする設定
「自動再生」を全て無効にする設定の手順は以下のとおりです。
コントロールパネルを起動して、Tabキーで「自動再生」まで移動して Enterキーを押します。
「自動再生」の設定のウィンドウが表示されます。
Tabキーで「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」のチェックボックスに移動して、Spaceキーでチェックを外します。
Tabキー、または Shiftキー + Tabキーで「保存」のボタンに移動して、Spaceキー または Enterキーを押します。
この設定を行なうと、外部メディアに関する操作は、Explorer、または 使用するソフトウェアを起動して行なうことになります。
ハードウェアの安全な取り外し
「ハードウェアの安全な取り外し」の手順は、Windows 7 と同じです。
Windowsキー + B で、通知領域(タスクトレイ)にフォーカスを合わせます。
「インジケーター表示ボタン」とガイドされたら、Enterキーを押します。
矢印キーで「ハードウェアの安全な取り外し」を選んで Enterキーを押します。
メニューが開きますので、上下矢印キーで取り外すメディア/デバイスを選んで Enterキーを押します。
「ハードウェアの取り外し USB 大容量記憶装置 はコンピューターから安全に取り外すことができます」というメッセージが読み上げられたら、メディア/デバイスを取り外します。
※メッセージは、USBメモリの例です。
コントロールパネルの起動方法
マイスタートメニューからの起動
Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を開きます。
上下矢印キーで「設定」を選んで、右矢印キー または Enterキーを押します。
サブメニューが開きますので、「コントロールパネル」を選んでEnterキーを押します。
コンテキストメニューからの起動
Windowsキー + X を押して、コンテキストメニューを開きます。
上矢印キーで「コントロールパネル」を選んでEnterキーを押します。
コントロールパネルのウィンドウが表示されます。
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