はじめに

Windows 10 のExplorerは、Windows 7 のExplorerから、大きく変更されています。 主な変更は、次の二点です。

1.リボンの採用
2.起動画面が「クイック アクセス」に変更

XP → Vista → 7 の時にも大きく変更されて、ユーザーを戸惑わせています。 こういう基本的なアプリケーションの操作性を、頻繁に変更するのは、正直言ってカンベンしてほしいものです。

このページでは、Windows 10 のExplorerを、少しでも使いやすくする設定の手順などについて紹介します。

実践パソコン環境

Windows 10 professional 64bit
PC-talker 10 v1.04
※2015年11月 現在

Explorerの起動方法

Windows 10 で Explorerを起動するには、いくつかの方法がありますので、以下に紹介します。

1.Windowsキー + E を押す。

2.Windowsキー + X を押して、コンテキストメニューを開く。
上下矢印キーで「Explorer」を選んでEnterキーを押す。

3.Windowsキー + 数字(フルキー)の 2 を押す

4.Windowsキー + T を押して、タスクバーにフォーカスしてから、左右矢印キーで「Explorer」にカーソルを合わせて Enterキーを押す。

5.Windowsキーで「マイスタートメニュー」を開き、上下矢印キーで「コンピューター」を選んで Enterキーを押す。
ただし、初期設定では「MyFile」が開くようになっているので、設定の変更が必要。

⇒ 「マイスタートメニュー」の設定の変更 (ページ内リンク)

リボン

Windows 8 から、WindowsのExplorerは、メニューバーとツールバーが廃止され、リボンが採用されました。
リボン自体は、Office製品や他のWindowsのソフトウェアで採用されていますが、Explorerのリボンの特長は、表示 または選択されているファイルやフォルダの種類に応じて、リボンの項目が変化するということです。
細かい項目は後で紹介しますが、ここでは「タブコントロール」とガイドされる、リボンの大きな項目だけ紹介しておきます。

リボンの変化

●Explorerの起動画面

アプリケーション メニュー
コンピューター
表示

●テキストファイル

アプリケーション メニュー
ホーム
共有
表示

●実行ファイル(exe)

アプリケーション メニュー
ホーム
共有
表示
管理

このうち「アプリケーション メニュー」の項目だけは、Spaceキーを押すと、タテ一列のメニューが開きます。
また、リボンの中で何も操作しないで、リボンからリストビューにフォーカスを戻すには、Altキーを押します。

リボンを常に表示させる

初期設定では、タブコントロールしか表示されておらず、リボンの部分の細かい項目は表示されていません。
Altキーを押してリボンのタブコントロールにフォーカスを合わせ、左右矢印キーで項目を選択してから、Spaceキーを押すと、その項目のリボンの部分の細かい項目が表示されるようになっています。
※「アプリケーション メニュー」の項目を除く。

リボンが表示されたら、Tabキーで細かい項目の部分に入ります。 細かい項目の部分は、同じく Tabキーで移動し、Spaceキー または Enterキーで決定します。

この手順でリボンを表示しても操作は出来ますが、常にリボンを表示するように設定しておくと、ひと手間省くことが出来ます。 手順は以下のとおりです。

Altキーを押して、リボンのタブコントロールにフォーカスを合わせます。

左右矢印キーで「リボンの最小化」のボタンに移動して Spaceキーを押します。

これで、常にリボンが表示されるようになります。

※この状態で、もう一度同じ手順を実行すると、今度はリボンが表示されなくなります。

コンテキストメニュー

上述のように、Windows 7 までのExplorerのメニューバーの機能は、リボンに置き換えられていますが、ツリービューとリストビューのコンテキストメニューは存続しています。
コンテキストメニューの項目は、Windows 7 のExplorerのコンテキストメニューと、ほぼ同じ内容になっています。

表示スタイルを「詳細」に変更する

Explorerの表示スタイルが「アイコン」になっていると使いにくいため、「詳細」に変更するよう、おすすめします。手順は以下のとおりです。

手順 その1

リストビューからTabキーを押して、「ラジオボタン 大きいアイコン」と読む所に移動します。

左右矢印キーを押して「ラジオボタン 詳細」を選択します。

手順 その2

Explorerを起動した後、何も操作しない状態で Applicationキーを押して、コンテキストメニューを開きます。
※Explorerの起動後に、矢印キーやTabキーなどを押すと、特定の項目が選択されてしまい、コンテキストメニューの内容が変わってしまうため、以下の操作が出来なくなってしまいます。

下矢印キーで「表示」にカーソルを合わせて、右矢印キーを押します。

「表示」のサブメニューが開きますので、上下矢印キーで「詳細」を選んで Enterキーを押します。

「フォルダー オプション」のダイアログボックスの開き方

Explorerやファイル / フォルダーのさまざまな設定を行なうための「フォルダー オプション」のダイアログボックスを Explorerのウィンドウから開くには、次の方法があります (コントロールパネルから開くことも出来ます。)。

その1

Altキーを押してリボンのタブコントロールにフォーカスを合わせます。

リボンのタブコントロールにフォーカスされますので、左右矢印キーで「アプリケーション」の項目を選択します。

Spaceキーを押して、「アプリケーション」のメニューを開きます。

上下矢印キーで「オプション」を選んで Enterキーを押します。

その2

Altキーを押してリボンのタブコントロールにフォーカスを合わせます。

左右矢印キーで「表示」にカーソルを合わせて、Tabキーでリボンの各項目に入ります。

「オプション」のボタンまで移動して Enterキーを押します。

「フォルダーと検索のオプションの変更」という項目が表示されますので、Enterキーを押します。

その3

アクセスキー(ショートカットキー)は、
Alt
V
Y
O
です。 この順版でキーを押していきます。

起動フォルダの変更

Windows 10 のExplorerは、起動すると「クイック アクセス」が表示されます。
「クイック アクセス」には、「よく使うフォルダ」や「最近使用したファイル」が一覧で表示されています。
これまでのように、ハードディスクのドライブや光学ドライブの一覧は表示されておらず、そこからファイル操作をする場合は、Shiftキー + Tabキーでツリービューに移動してから操作する必要があります。
その人の使い方にもよりますが、私にはとても不便です。

そこで、これまでのように、Explorerを起動した時に、ハードディスクのドライブや光学ドライブの一覧を表示するように、設定を変更します。

「フォルダー オプション」のダイアログボックスを開きます。

⇒ 「フォルダー オプション」のダイアログボックスの開き方 (ページ内リンク)

最初は「全般」タブが開いていて、
「エクスプローラーで開く:クイック アクセス」
とガイドされます。

ここはコンボボックス(ドロップダウンリスト)になっていますので、 下矢印キーで「PC」を選択します。

Tabキーで「OK」のボタンに移動して Spaceキーを押します。

次にExplorerを起動すると、「ドキュメント」や「ミュージック」の下の方に、ハードディスクのドライブや光学ドライブの一覧が表示されるようになります。

この設定出「クイック アクセス」を使うには、Shiftキー + Tabキーでツリービューに移動してから、Homeキーを押して、カーソルをツリービューの一番上にジャンプさせます。

ツリービューの一番上に「クイック アクセス」という項目がありますので、そこで Enterキーを押します。

そこからTabキーでリストビューに移動すると、「よく使うフォルダ」や「最近使用したファイル」が一覧で表示されています。

※この「クイック アクセス」の一覧から、Altキー + 左矢印キーを押すと、元の「PC」の一覧に戻ることが出来ます。

拡張子を表示する

初期状態では、ファイルの拡張子が表示されていないので、これを表示するように設定します。

Altキーを押してリボンのタブコントロールにフォーカスを合わせます。

左右矢印キーで「表示」のタブコントロールにカーソルを合わせます。

Tabキーで「表示」のリボンの各項目を移動します。

「ファイル名拡張子」の項目(チェックボックス)まで移動して、Spaceキーでチェックを付けます。

ファイル / フォルダの削除の確認メッセージ

Windows 8 から、ファイルやフォルダを削除する時に、初期状態では確認のメッセージが表示されなくなりました。
余計な手間が省けていい、いや、確認できないのは少し不安──と、評価は様々でしょうが、ここでは、確認のメッセージを表示するように、設定を変更する手順を紹介します。

Windowsキー + D を押して、デスクトップにフォーカスします。

矢印キーで「ごみ箱」にカーソルを合わせます。

Applicationキーを押して、コンテキストメニューを開きます。

上矢印キーで「プロパティ」を選んでEnterキーを押します。
「ごみ箱のプロパティ」のダイアログボックスが表示されます。

Tabキーで、「削除の確認メッセージを表示する」のチェックボックスに移動します。
チェックが付いていなかったら、ここに Spaceキーでチェックを付けます。

Tabキーで「OK」のボタンに移動して Spaceキーを押します。
「ごみ箱のプロパティ」のダイアログボックスが閉じて、設定完了です。

ファイルやフォルダを削除しようとすると、「このファイルをごみ箱に移動しますか?」という、確認のメッセージが表示されるようになります。

アクセスの拒否のメッセージ

ファイルやフォルダを削除(ごみ箱へ移動)しようとすると、次のようなメッセージが表示されることがあります。
「フォルダー アクセスの拒否のメッセージ このフォルダーを削除するには管理者の権限が必要です……」

その場合は、左右矢印キーで「自動管理者権限で続行する」を選んで Spaceキーを押します。 パソコンを自分一人で使っている場合は、これで処理を続行することが出来ます。

※一台のパソコンを自分一人で使用している場合、通常はその人が管理者としてログオンしているのが一般的ですから、上記の操作で続行することが出来ます。

「マイスタートメニュー」の設定の変更

「マイスタートメニューの設定」=「オプション設定」の開き方

その1

Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を開きます。

上下矢印キーで「設定」を選んで、右矢印キー または Enterキーを押します。

サブメニューが開きますので、上下矢印キーで「マイスタートメニューの設定」を選んで Enterキーを押します。
「オプション設定」のダイアログボックスが表示されます。

その2

Windowsキーを押して「マイスタートメニュー」を開き、Escapeキーで閉じます。
「マイスタートボタン」とガイドされます。

Applicationキー またはShiftキー+F10キーを押してコンテキストメニューを開きます。

上下矢印キーで「マイスタートメニューの設定」を選んで Enterキーを押します。
「オプション設定」のダイアログボックスが表示されます。

ファイル管理ソフトの設定の変更

「オプション設定」のダイアログボックスが表示されたら、Tabキーで「使用するファイル管理ソフト」のコンボボックスに移動します。

上下矢印キーで「エクスプローラー」を選択します。

Tabキーで「設定」のボタンに移動して Enterキーを押します。
「オプション設定」のダイアログボックスが閉じて、設定完了です。

─ 本文 ここまで ─