はじめに

●ソフト名について

このソフトは、以前に公開していた「FIFO」から名称を変更したソフトです。 また、一部の機能を追加してあります。

●作成の動機とソフトの概要

私は、「HotClip」というクリップボード拡張ツールを使っています。クリップボードに格納されたデータの履歴を保存しておいて、必要に応じて貼り付けることの出来るソフトで、とても便利に使っています。
ただ、「HotClip」に、ひとつだけ不便を感じるところがありました。それは、数個〜十数個の文字列を連続コピー(PC-Talkerの音声コピーも含む)した後、一つずつメニューから貼り付けていく作業を繰り返さなければいけない点です。
そこで、連続コピーしたデータを、その順番通りに保存して、まとまった形で使えるツールを作成してみました。
それが、この「MemoClip」です。 このツールでは、(起動してから)最初にコピーしたデータに続いて、後からコピーしたデータを連続して追加していきます。
そうして保存したデータを、まとめてクリップボードにコピーしたり、メイン画面を開いて編集してからコピーすることができます。

操作の流れ

●起動

Explorer等から「memoclip.exe」を実行して起動します。
起動すると音声が流れ、通知領域(タスクトレイ)に常駐します。
そして、クリップボードを監視して、新たなデータが入って来るのを待って、データに格納していきます。
※格納されるのは、テキスト(文字列)データだけです。

●連続コピー

起動したら、テキストファイルからのコピーや、ブラウザからのコピー、PC-Talkerの音声コピーなどを繰り返していきます。
※カット(切り取り)した文字列も、データとして格納されます。

その後の操作については、ソフトを起動してから「ヘルプ」を参照してください。

ソフトの概要

ソフト名 MemoClip(連続コピーデータ取得)
バージョン 1.00
種別 フリーソフト
動作確認 Windows 11 Home, 64bit Version 24H2
PC-Talker Neo Version 12.2412.62.2402
(2025年4月現在)
作者 yanikun  
著作権者 yanikun
開発環境 日本語プログラミング言語「プロデル」

インストールとアンインストール

●インストール

ダウンロードした「memoclip-***.zip」を、任意の場所に解凍して下さい。
(*** はバージョンの数字)

●アンインストール

解凍して出来たファイルを、フォルダごと削除して下さい。

操作

●起動

Explorer等から、実行ファイル「memoclip.exe」を実行します。 キーボードでは Enterキー押下、マウスはダブルクリックです。

●終了

通知領域(タスクトレイ)のアイコンからコンテキストメニューを開いて、その中の「MemoClipの終了」を実行するか、メイン画面のメニューから「終了」を実行してください。

※詳しい操作方法については、ヘルプをご参照下さい。コンテキストメニューのヘルプ項目から、HTML版/テキスト版のヘルプが開きます。

著作権

「MemoClip」の著作権は、yanikunが所有しています。

再配布について

個人レベルでの再配布は、これを許可します。 ただし、プログラム本体・ヘルプファイルとファイル構成を改変しないよう、お願いします。

免責

このソフトを使用したことによるいかなる損害に対しても、作者は責任を負わないこととします。


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